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子どもが自分の影に気づいた瞬間〜その瞬間を見られる幸せ

歩き始めのヨチヨチ感って
たまらなく可愛いですよね。

子ども自身も
歩くことができるようになって
自分で行きたいところに行ける嬉しさでいっぱい。

躓いても
尻もちついても
すぐに立ち上がって
また歩き始める

なにがあっても立ち上がる姿に
私もがんばろって
たくさん勇気をもらっています。

そんな子どもたちも
少し歩くことに慣れてくると
周りを見る余裕が出て来るようで
この時期によく見られる光景の一つに

「パパ&ママ私が立ち合っちゃってごめんなさい!」
と心の中で唱えつつも
その瞬間に立ち会えたらラッキー
やったー!という大好きなシーンがあります。

それは

「自分の影にはじめて気づいた瞬間」

みんなが皆んな
その瞬間の気持ちを
周りに伝えたりしないかもしれませんが

はじめて自分の影の存在に気づいた時の
子どもの気持ちの表現の仕方が
これまた色々で

目を輝かせながらウロウロ歩き回り
自分の影を見続けていたり

真剣な表情を浮かべて
じっと固まって影をみていたり

手のひらをヒラヒラさせて
その動きに合わせて影が動く様子みて
ニコニコと楽しんでいたり

なんか黒い物体がついて来るー!
とパニックで泣き出し
慌ててしがみついてきたり…

その黒い物体を
なんだか面白いぞと感じたり
なんだろ?不思議だな?と感じたり
恐怖のなにものでもなかったり  

同じ現象が起きていても
捉え方も表現の仕方も
それぞれ違っていて

“影”だけでなく
大人であっても
生まれて初めての体験をするときは

「うわぁー♡」
「ドキドキするー」
「なにこれー?」
「なんか怖いよー」
「ワクワクするー」

と感じるものですが
子どもは素直にその気持ちを表現してくれるから
とっても面白いです。

でも
影の存在にはすぐに慣れてしまい
すぐに受け入れてしまうので
気づいた時の気持ちを何かしらの形で表現してくれるのは
この初めて気づいた“その瞬間”だけ。

でも、この心がぐわんっと動く瞬間は
どこでスイッチが入るかわからないし

泣いたり
笑ったり
怒ったり
聞いて聞いてー
などと自分の気持ちを
周りが気づきやすいくらいで表現してくれる場合もあれば

一瞬だけ、目を見開いたり
一瞬だけ、頬が緩んだり

子どもの一挙手一投足を見てないと
“その瞬間”にはなかなか気づけないことも多いです。

だからこそ 
この「子どもが心からときめく瞬間」に
立ち会えて
子どもがどう感じたか知ることができて
その想いを共有できたら最高!
保育士しててよかったーと
心の中でガッツポーズです。

そんな子どものときめく瞬間は
ママやパパも見たいところ…

でも
保育園に行ってるから
なかなかゆっくり子どもと過ごせなかったり

ワンオペだったり近くに親戚がいないなどで、育児を1人で抱え込んでいたりで

我が子をそんなゆっくり見てる余裕ないよ💦
なこともアリアリです。

でも言いたい
“時間の長さ”ではなく“深さ”

一日のうち数分でもいいから
ゆっくり子どもの話を聞いたり
黙々と遊ぶ我が子の
目の動きや口元の綻びとか
言葉にはしない一瞬の表情の変化を
ただ見てるだけで良い

そんな深い関わりをすることによって
子どもの“いま”を理解できるし
なにより一生懸命お話をしたり
一生懸命遊び込んでる子どもの姿を見ると
心から癒されるし元気がもらえます

ただ、子どもの側に居るのに
“気づかない”のは
とっても悲しいこと。
なんだか心に余裕がなかったり
気持ちが他にいってたり
何かに追われていたりして
子どもが目の前にいるのに
“気づかない”“見えない”のであれば

人や物をフル活用して
子育て業務の効率化(子育てをシンプルに)を図って

一つでも多くの“子どもの初めての瞬間”に立ち合えるような
そんな子どもとの濃い時間をたくさんつくって欲しいな♡なんて思う今日この頃です。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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