貴重な森のハチミツ
原生林を有する自然豊かな設楽町の地形を生かし、養蜂を始めて3年の「かなちゃんハチミツ」。ご主人の趣味で始めたが、今や巣箱の数は約40箱。夫婦の共同作業となった。
「うちの蜂、凄くよく働くんですよ。可愛いですよ。小さな六角形の壁を作って、そこに蜜をためるんだけど、とても正確な綺麗な六角形でね。すごいな〜と思う。でも、一生懸命作っものを頂いちゃうわけだから申し訳ないけど、美味しいの 。だから感謝しながらしっかり食べて欲しいです。」
蜂が生涯かけて採取する蜜はたったティースプーン1杯。しかも5月末から6月にかけてしか取れない。とても貴重だ。
そんな蜂のことを東京から移住してきた奥様は「仲間」のように話す。今の環境についても語ってくれた。
「こんな自然いっぱいの町に住んでまさか蜂を飼ってハチミツを販売するとは思ってなかったです(笑)あの騒々しい都会でよく住めてたなと思う。今は蜂にも私にもここがとても居心地の良い場所です。」
ラベルは娘さんがデザインした「ハチのくま」さん。蜂蜜の使い方は、パンやスイーツだけではなく、白く結晶化したら煮物などに調味料として使えるという。
設楽町の蜂蜜は大量に出回るわけではないので、見つけた時に購入することをお勧めする。オープンしたばかりの道の駅したらで購入可能。
かなちゃんハチミツ(百花蜜)190g 800円
設楽町清崎字前田1-1 (0536)62-0621
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?