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番外:復職初日

やはり目覚ましがなる前に目が覚めました。

時計は4時・・・とりあえずトイレで用をたし、布団へ潜り込む。

目を閉じるものの数時間後には現実社会に戻らなければならないことを考えるとやはり二度寝に落ちることはありません。

できるだけ仕事のことを考えないようにしようとしても土台無理な話であることは過去、何度も経験していることです。

朝の通勤ラッシュも久しぶりです。
なんでこんなに混んでるんだろう。
これがイヤなんだよな~

緊急事態宣言が解除されたけどワクチン打ってない人も多いだろうし、みんな諦めて通勤しているんだろうか。

職場に直接行くと気分がしんどいので近場のドトールでコーヒーを飲み、気分を落ち着かせようと試みる。

たまたま、カーターさんの「頑張るのを辞めてみたら全てがうまくいった」の記事を読み、少し落ち着きました。

もともと仕事に対する脅迫観念が強い私は、何でもやらないと気が済まない主義でした。

今回は家族間の問題も併発してしまい、ダウン。なんとかここまで回復しましたが、やっていけるか不安です。

さて、とりあえず職場に向かうとしますか。

職場に到着・・・

社長は電話中。上司はまだ来ていない。
とりあえず荷物を置き、出勤した同僚に挨拶をします。

社長の電話が終わったようなので挨拶にいきます。

「大変ご迷惑、お騒がせいたしました。
本日から復職いたします」

社長は打ち合わせスペースに来るように言い、

「とりあえずは体を慣らすことからはじめろや。残業は当分禁止。対人調整もしばらくせんでいい。お前の上司にも指示しているから。しんどかったら言いや。」

と言ってデスクに戻っていきました。

社長には感謝しかありません。
年齢も71歳になる社長が私を雇ってくれたのはたった4ヶ月前。

見ず知らずの転職5回目にチャレンジしてくれた私を拾ってくれただけでも感謝しかないのに試雇社員でメンタルダウンしたら普通はサヨウナラだと思います。

泣きはしませんでしたが家族がいて住宅ローンのある身としては有難い以外のなにものでもありません。

今回の家出騒動も知っており、休職中も普通に給与を払ってやると言ってくれた社長。

人間性もあるんでしょうが未熟な私は人生勉強が足りないようです。

復帰の環境を整えてくれた社長、上司、同僚に感謝です。

そして最寄り駅まで迎えにきてくれた嫁と息子、ありがとう。

追伸
復帰初日からフルタイムはしんどいっす、社長・・・文句言える身ではないのは承知してますが。

おわり



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