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番外:専守防衛の脆さ

ロシア共和国のウクライナ侵攻が開始された。

用意周到に準備された作戦を淡々と遂行するロシア軍、まさにシナリオどおりに進んでいるものと推察される。

ウクライナ大統領のリーダーシップは素晴らしいものがあるが如何せんロシア軍の戦力には勝ることは難しい。

今後の情勢はアメリカを筆頭としたNATO加盟国の動き次第としか言いようがない。

翻って、我が国日本は専守防衛すなわち相手が撃ってこないと、撃ち返せない防衛思想。

ウクライナは専守防衛の考えを持ちあわせていないが、既に被害は大きい。抵抗も限界がある。

日本国は日本人の血が流れてからでないと交戦できない。その時点で国家は国民を守る義務を放棄している。

戦後70年を過ぎてもなにも変わっていないのである。

国家とは何か。

今、ウクライナが置かれている状況を他山の石としなければ日本に血が流れる瞬間は近いときに訪れるであろう。

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