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還暦を過ぎて英語を学び始める

今どき、英語に関する記事はたくさんあると思うのですが、
私もまた、一年半ほど前から、どうにも学ばないと写真を撮るための
学びが成り立たなくなり、ついに重い腰を上げたのでした。
(ヘッダーの写真は、光を反射しているカブトクラゲ。
水族館で撮りました。)

そもそも、銀行に就職した若かりし頃は、面接で言葉遣いが綺麗だと
褒めていただいた経験もある自分が、何が悲しくて、
今さらこの年で、おぼつかない英語で、つっかえながら話すなんて。
英語なんて、学ばなくてもいいや、と、大きな見栄がありました。

私の写真の、尊敬してやまないメンターは、カナダ人と日本人のハーフ。
彼のワークショップは、世界の一線で活躍する写真家によるものなので、
非常に刺激と学びが多いのですが、基本的に全て外国人、言語は英語。
バイリンガルの彼が、通訳はしてくれるのですが、
質問したい時は、当然、自力で。
そして、講師となっている写真家の方が、質問のお返事をしてくださる時は、
当然、英語…。
全く英語を理解できないと、大変に不便なことを思い知ったのでした。

また、Facebookでの友達で、コメントしてくださるのは圧倒的に外国人が多く、
やはり必要に迫られました。

学び初めて感じたことは、とにかく年齢が年齢のせいか、
脳のニューロン同士を接続するシナプスが、小さいのか
英語を勉強しても、なかなか記憶として定着しないことに、
まいりました。
ってまだ学び始めて大した時間は経っていないですが。
悟ったことは「教養のため」とか「話せたらいいな」くらいの
弱い動機では、到底、学習は続かないなと。

考えてみれば、一つの言語をある程度でもマスターするには、
相手の話していることを聞き取れて、理解して、
それに対して自分の考えを話すことができて、そして英作文。
書くこと、読むこともできなくてはいけないのだと。
恥ずかしながら、こんな当然のことに気がつかされたのでした。
いやはや道は遠い…。

そして、英会話教室に通って痛感したことは、
当たり前ですが、日本語をそのまま英語に置き換えることは、
できないという現実でした。

I watch what I eat.
Because I'm on a diet.
(食べるものに気をつけてるの。ダイエット中だから)
日本語をそのまま英文に変換することは、
相当無理があるのだと思い知った表現の一つです。
英会話教室は、私に英語と日本語では、
そもそも捉え方が違うのだということを教えてくれました。

覚えなければいけないことは、無限大に感じる今日この頃です。



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