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「マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話」

オタではない私にははまらないかと思いつつなんとなしに手に取ってみると、なぜだか温かき気持ちになる1冊でした。

基本は4コマ漫画で、会社員マミ(25)が、キャリアウーマンの上司マキ(34)から、同じ乙女ゲームのオタクの同志だと打ち明けられる場面から始まります。その後は、推しキャラへの愛情をどう表現するか、ゲーム会社の株主になったら株主総会でどんな質問をするか、などなどひたすらゲームへのあふれんばかりの情熱を給湯室とかで語り合っています。

正直、乙女ゲーム自体どんなものなのか分からないうえに、あえて衰退しているものに情熱を注ぎ続けることの大変さと、ゆえにより愛が増している点などなど、私には未知の領域過ぎます。

なのに…、2人のやり取りを見ていると、なぜだか、なるほどなぁ…と心の中で何度もつぶやいてしまう。なるほどオタとはそういう世界観なのか、なるほど好きの突き詰め方ってそうなのか、と。

一応オタバレしないように会社員やってますという設定だけど、2人(とその仲間たち)の世界に脅威を与える人々が登場してくるわけでもなく、存分に楽しんでおられます。互いに慮る性格のよい2人の関係が良きです。

乙女ゲーに限らずですが、真剣に真っ直ぐに一途に思えるものをもっている、語れる人はとても羨ましい。とよく思います。

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漫画が好きで、みなさんのnoteを参考に、次に読む1冊を求めてnoteを始めました。ほとんど読む専門ですが、たまに「アラサー女の漫画スクラップ」と題して、最近読んでぐっときた(笑える、泣ける、元気でる、考えさせられる、無心になれるetc.)漫画をご紹介していきたいと思います。オススメがあれば教えていただきたいです。

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