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【投資】事業投資で大切な考え方【副業】

要約;最終的に手元にいくら残るかで考える。回収機関は短いほど良い。
3分で読めます。

FIREや自由な生き方を達成するためには複数の収入の柱が必要です。
そのための選択肢として、事業投資が視野に入ります。

副業の延長として1つの事業になる場合もありますし、
ストック型収入として事業投資を始めることもできます。

今回は事業投資で大切な考え方について解説していきます。


出口戦略を意識する

事業として始める場合は、始める前から出口戦略を意識しておくことが大切です。

少なくとも以下が分かっている状態で始めます。
・投下資金
・回収期間
・利回り

特に回収期間は重要です。
例えば不動産投資は不動産投資会社から購入する場合、利回りは5~10%程度になります(自分で購入する場合はより高い利回りを狙えます)。
運よく利回り10%で運用できるとしても回収に10年は掛かります。5年以内に売却すると短期譲渡所得で約40%の税金が掛かるため、現実的には6年以上保有することになります。
現代は半年~1年先の予測も困難になってきていますので、出来るだけ回収期間は短い方が望ましいといえます。

投資によっては短ければ半年以内~1年ほどの商品もありますので、自身の運用スタイルに合ったものを選びましょう。

回収期間の考え方とは別に、減価償却を使う考え方もあります。
中古不動産は減価償却期間が短いため、節税を行いながら運用することができます。6年以上保有して売却するとして、それまでの期間で減価償却を使って税金を圧縮すれば効率的に資産を増やすことができます。

年収ではなく利益で判断

事業投資を行うときは年収ではなく利益で考えましょう。
年収は見かけ上の数値で、経費や手数料が無視されているのでいくら稼いだのかが分かりづらくなります。

年収は無意味です。
意図的に大きく申告することでマウントを取ったり、自尊心を満たすだけです。
「〇億円投資家」「年収数千万」のような肩書きは確かに人を惹きつけるかもしれませんが、重要なのは事業の内容です。

投資勧誘等で年収○○〇万円という表記は要注意です。
悪質なものは利回りという表現も手数料等が含まれている場合があります。
規模を大きく見せたいという販売側の戦略ですので冷静に判断するようにしましょう。

リスクとリターンで判断

多くの場合、リスクに比例してリターンが増えます。
利回りが大きい商品はそれだけリスクを抱えているということです。

リスクはある程度コントロールできるものとできないものがあります。

例えば不動産投資の場合、
おんぼろな空き家はタダ同然で購入することができます。
一方で、配管がしっかりしていたり、建物の基礎自体がしっかりしていることを確認できれば、リフォーム費用は低く抑えられます。
すると最小限の費用で高利回りな物件を手に入れられる可能性が出てきます。
この場合、リスクを自分でコントロール出来ていると言えます。
しかし、購入した翌年に地震の影響で修繕不可能なダメージを負ってしまいました。これはコントロール不能はリスクです。

これは一例ですが、事業投資ではある程度コントロールできるリスクがあります。その他には、自分がよく知っている事業への投資であればリスクを正しく判断できるでしょう。
リスクを加味した上でリターンを取れる場合のみ始めればいいのです。
小さく初めて、目標額やリスク許容度に応じて運用額を調整していきましょう。

私の実践している資産運用3.0ではいずれも利回り30%以上の投資になりますが、当然リスクはゼロではありません。
それでもインデックス投資に多額を投入するよりはリスクが低いという考えに至り、現在でも実践しています。

まとめ

事業投資で大切な考え方について解説しました。
原資があれば色んな分野で事業投資を行うことができます。
自分がよく知っている業界であれば、リスクを負う可能性は低く抑えることが可能です。逆に知らない業界へ投資することはリスクの高い行為だといえます。
不測の事態に備えて複数の分野に投資しておくことでリスクを分散することも有効です。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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