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闇の魅力

人は良い悪いではなく
属性があって
月と太陽のような性質がある
というような話をしました。

東洋医学的にも体質が陰性
人と違うものを選びがちな
マイノリティである私は
さながら「闇属性」であるかもしれません。笑

ただ闇属性というのは
繊細で芸術的なセンスに富み
光属性の人に比べると
なんだか人を惹きつける
ブラックホールのような魅力を
時折生み出すことができると思うのです。

「依存関係」になるというと
やはりこれも言い方は悪いのですが

私は闇属性として
時折闇属性のアートや物語に
すごく惹かれてしまうことがあります。

刺激が強いのですが
なぜだか妙な安心感すら感じるのです。

ある意味サイコパス的な感覚かも
しれませんね。

なぜだか私は急に
また中田敦彦さんの
エクストリーム文学を観たくなって
ドストエフスキーの作品を
見返しています。

どんな難しい話も
この憑依芸と一緒だと
どんどん入ってきます。

落ち込んでいる時に
明るい音楽を聴きたくないように

この暗さがなんとなく
心地が良くて
ハマってしまうのです。

コロナ禍にNetflixにハマる人たちも
おそらくこういった心情が
あったのでしょうね。

イカゲームとか鬼滅の刃とか
少し毒っ気のあるものが
流行ったような気がします。

どんな人でも
闇を必要とするシーンはあって
闇があるからこそ
輝く時には輝けるのであって

うまく輝けない時には
ブラックホールに飲み込まれても
いいのかもしれません。

数々の名作を生み出してきた
ドストエフスキーの抱える闇は
その生涯を振り返ると
相当な深さであると感じます。

ただ文豪ですら
その心に闇を抱えている人ほど
魅力的な作品を生み出せるのであって

やはりこういった文学の世界では
闇の力は必須であり
闇属性の得意とする部分なのかと
感じます。

私も闇を抱えている一人だと
たまに感じさせられますが

なんども掘り返される心の傷に
「ああ、まだ傷が癒えてなかった」
と悲観的に捉えるのではなく

人を惹きつける経験を持っていることを
 思い出した


と前向きに闇の力を利用しようと
感じました。

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