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127フィルムと35mmフィルム

先日、貴重な127フィルムの現像に失敗してしまった。

その悲しみを35mmフィルムの現像で癒した話はさておき(これはまた別に書くつもりだ)、ふと思ったことがある。

127フィルムは120フィルムより小さい。

そして、その大きさは、35mmフィルムより僅かに長いくらいだ。35mmフィルムのケースに入れると、少し飛び出すくらい。

これ、裏紙に35mmフィルムを巻けば、なんとかなるのではないか?

120フィルムを切って使うのは些か手間だし、切った部分は勿体ないし、なにより120フィルムは高価だ。35mmフィルムで済めばありがたいではないか。

丁度、手元には35mmの長巻フィルムがある。ダークバッグもある。現像タンクのベルトを巻く要領で、フィルムを引っ張りながら巻いていく。裏表を誤ってはしないかと少し怖い。

不器用ゆえにか、少し巻きが太ってしまった気がする。それともフィルムベースが厚いのか。ひとまず、何だかそれらしいものが出来た。Vest Pocket Kodakに装填してみる。……装填できるだけでも、何やら嬉しい。狭い隙間にカリカリと音を立てながらフィルムが巻かれていく感覚が好きだ。


ところでひと作業終わったところで見たら、ロモグラフィーの公式サイトに同じ事が書いてあった。考えることは皆同じということか。

https://www.lomography.jp/magazine/177345-how-to-make-your-own-127-film


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