悔しさと
悔しい。たぶんこの気持ちは悔しいが一番近いと思う。
二次創作をしていると結構頻繁に壁にぶち当たる。
いつもはもっといいねつくのに…とか、今回は少し自信があったのに全然ブクマ伸びない…とか、フォロワーさんは他の小説の感想言ってるのに私には来ない…とか。
他の人の作品を読めば、自分よりはるかに面白い作品や、文章が素敵な作品、エモい作品がたくさんある。
ついさっきも、もう脱帽としかいいようのない作品を読んだ。文章量、構成力、心理描写、表現力、そのすべてに置いてもう自分なんか足元にも及ばないと感じた。
いっそ、書くことをやめてしまおうか。今まで、稚拙なものを書いて満足していた自分が急に恥ずかしくなった。
が、少しして、思った。羨ましいという気持ちも確かにある。でも、今すぐどこかに走り出したいような、このどうしようもない焦燥感は、「悔しさ」なのではないかと。
昨日、この記事を読んだ。
ここには、自分と周りを比較してしまうことについて、いきなりプロリーグと比較してしまっている。とあった。
確かにそうだと思う。
自分よりうまいひとなんていて当たり前。アマチュアといえど、うまいひとはうまい。
それでも、まだ悔しいと思えるうちは、私は折れていないんじゃないかと思った。
だって、悔しいって、自分にもできる可能性があると思うからでてくる感情だと思うから。
それに、まだ私は書くことを楽しめている。
昔からものを書いていたわけじゃないけど、この二年間書いてきて、書きはじめてよかったなと思うことのほうが圧倒的に多かった。
ひとりでも、私の作品を好きだと言ってくれる人がいるのはすごく嬉しいことだと思う。それでも、どうせ一生懸命書いたものなら、少しでも多くのひとに読んでもらいたいし、少しでも刺さる作品を書きたいと思う。
だから、私は書く。もっとうまくなりたいから、もっと書く。書くしか上達の道はない。私は要領もそんなよくないし、器用でもないから、たくさん読んでたくさん書くには時間がかかる。まだ、量をこなしていないうちに諦めるのは早いと思った。
がんばりたい。
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