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二次創作を始めるきっかけ

 大した話でもなんでもないんですが、私は長らく読み専をしてました。私が初めて二次創作を書いたのは大学生の頃です。その頃は、大学院生だったわけですが、連日の実験のストレスからか夜中に急に思い立って、当時はまっていたソーシャルゲームのパロディを書きました。いわゆる現パロです。しかも、研究室パロというニッチすぎるものでした。何も考えずに、ただ思いついたセリフや小説ぽい言い回しを勢いで書いただけでしたが、すごく楽しくて達成感がありました。当然この小説はどこにも出さず、私のiphoneのメモ帳の中で眠っています。

 それからずいぶん経って、再び書いたのが社会人になってからでした。社会人になってから書いた800字と少しの生涯2作目の二次小説を、私は意気揚々とpixivにあげたわけですが、いいね(すき!)はつかず。ちなみに今もついていません。そこからまた数年経って、一昨年の11月に私は再び筆をとりました。もうすでに完結している少年漫画なんですが、とある方の二次創作(漫画)を読んで、それはもう感激してしまって、気づけばiphoneのメモ帳に小説を書き始めていました。そこから、私の二次創作の日々が始まりました。

 もともと、漫画が好きで、少しでも絵が描けたらいいな~なんて気持ちで、大学の頃に1年ほど絵の練習をしてみたこともありましたが、1年くらいすると、もうなんか全然描けないし、わからん……となって絵を描くのは諦めました。でも、小説はたぶんもっと書けないだろうなと思って、書こうとも昔は思っていませんでした。ただ、何か創作したいとなったとき、絵がだめなら、小説書いてみるか……て感じで書き始めたような気もします。そして、意外とやってみると書くのが苦ではなかった。あと、今の生活スタイルに小説が合ってたんだと思います。絵を描くとなると、気合というか、描き始めるまでのハードルが私には高かった。まず、絵ってどこでも描けるわけじゃない、机に向かわなければならない、とうのが結構なハードルでした。その点、小説ならスマホでも書けるので、電車の中でも書けるし、休憩時間にも書けるし、時間も場所も選ばないのがよかった。コロナで在宅勤務を二週間だけやったんですがその時にパソコンを買ったおかげで、執筆道具がiphoneからパソコンになり、なんとなく徐々に執筆環境も整っていきました。そんなこんなで、一年やっていると、通勤時間にネタとかプロット考えて、寝る前の一時間ほどで執筆する、というスタイルがだいたいできてきました。

 たぶん、創作活動始めるには遅いほうだし、まったく向いてないかもしれないな、という思いもあったんですが、単純なオタクだったので友人の中で唯一創作をしている友人におだてられて、一年なんとか書いてきました。あと、凪良ゆうさんが30代から二次小説書き始められたという記事をどこかで見かけて勝手にやる気をもらったり、前世を見てもらったときに過去の人生で文筆家のたまごやっていたと言われてまた勝手にやる気を出したり。

 結局、支離滅裂な話になってしまいましたが、オタクしているときが一番楽しいなあ。明日から仕事も始まりますが、今年もたくさん書けたらいいなあと思います。

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