マンガでわかる!人工知能 AIは人間に何をもたらすのか 1

本を読んだ感想。
大筋は漫画で進んでいって、間に文章で詳しく補足してくれるタイプの本。漫画部分だけでも大枠は全然わかる。

そもそも人工知能ってなんなのか。

人工的に作られた、知能を持つ物体。でも知能というものが明確に定義されていないため、人工知能を定義することができない、という研究者もいるみたい。
研究者によってもその定義はまちまちで、明確な定義はないみたい。
「人工的に作られた人間のような知能、ないしはそれを作る技術」これが自分のイメージが一番近いかな。ちなみにこれは東大の教授による定義。

AIブームは3回目

人工知能はあたかも最近急速に発展したみたいに言われてるけど、過去にもブームはあった。
第一次AIブームは1960年代。探索木を用いてパズルを解いたりなど、特定の条件下における解答を導くことはできるようになったが、それでは限定的すぎて社会問題の解決には役にたたないということでブームは去っていった。
第二次AIブームは1980年代。今度は知識に焦点があてられ、専門家が持つ知識を人工知能に集約させることで専門的な判断の支援ができるようなシステムの構築が行われた。このシステムはエキスパートシステムと呼ばれ、医療などの分野で使われたこともあるそうだ。でも、専門的な知識はヒアリングが大変だったり、情報が増えすぎるとその整合性がとれなくなったり、また膨大な前提となる知識が必要だったりときりがないらしく、これも一般的に普及させることは難しくブームは過ぎ去った。
第三次AIブームは2000年ごろ。今も続いていて、ChatGPT、DALLEなど一般のサービスとしても普及するようになった。発展した要因は、ビックデータを用いられるようになったこと。様々なデータを使って機械学習やディープラーニングができるようになったことで、画像認識や自然言語処理が大幅に発達したのである。
合ってるかな?
まあとりあえずブームは3回あったっていうのは合ってる。
機械学習っていうのは教師あり学習とか教師なし学習とかディープラーニングとか。あと強化学習もか。この教師なし学習がすごいんだよな。正解を与えなくても特徴を自分で獲得できる。まさに学習だ。
ディープラーニングはちょっとまたこの教師ありなしとは別の区分になる気がするので次書こうかな。

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