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“Dacia & Chauffeur”から考える、ドラマのある写真の成立要件

最高だと思う。behanceをみましょう。

背景(場面設定)、ダチア、そのオーナー(かどうかわからないけど少なくともそう思わせる設定になっている)、どれもが最高である。もうちょっと考えてみると、

ダチアに年季が入っていること、そしてオーナーがダチアに寄りかかっていることがポイント。年季は時の流れを感じさせ、寄りかかっているのは相棒感、あるいは親子関係みたいなものを感じさせる。あと(これは日本という比較的裕福で進んだ国にいるわたしから見て、なのかもしれないけど)、背景から読み取れる総じてそれほど裕福ではない、でも毎日の生活は幸せである、という感じがまた、いい。

写真は企画とそれに基づく設定が全てですよね。5Dじゃなくても、iPhone12Proがなくても、そう、あなた次第。

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