不安との向き合うコツ3つ
土曜日にいきなり、
何だか背中が痛い
腕も痺れる
その痺れが胸にも広がってきてる
と訴えてきたうちの嫁。
さらに、背中にシコリのようなもの出来てる
なんて言ってきました。
この「広がってる」「シコリ」というワードに、
表みは出さなかったけど、
内心ビビってしまいまして。
昨日病院に行き調べてもらいました。
おそらく大事には至らないだろう
とのことで一安心しました。
そんな中、先日読んでたこちらの本を思い出しました。
自分でもこの本の考えをもっと実践すればよかった、
と思うことが多々ありました。
今日は反省の意味も込めて、
こちらの本の内容に書かれていた、
「不安と向き合うコツ」
を3つに絞って紹介したいと思います。
①心配事の97%が起こらない
こんな統計があります。
✅心配事の95%が実際起こらない
✅心配事の85%は形にすらならなかった
✅不安が現実になっても、そのうち79%は予想より良い結果だった。
✅心配事が予想より悪くなるのは全体の3%程度だった。
そもそも滅多に起こらない不安や心配事を
そこまで気にしなくてもいいんじゃないか。
不安や心配するがあまり、
自分本来のパフォーマンスを発揮できない。
不安や心配を拗らせなければ、
自分の人生ってもっと楽しいんじゃないか。
という話がまず土台としてあります。
②人間は「不安」「苦」がデフォルト
人間は「不安」や「マイナス」に物事を考えてしまう。
元々そういう生き物だということ。
なぜなら人間は本能的に、
・長生き
・子孫繁栄
に特化した考えで作られているから。
「何か良くないことが起きる」
と警戒することによって、
危険を避けたり、
有事に備える行動を起こしたりする。
この「不安」に考える人間の習性が、
今人類が存在してる理由ということですね。
仏教の教えで「一切皆苦」という言葉があります。
読んで字のごとく、
「私たちが生きる世界は思い通りに行かない」
という意味になります。
不安に思ってしまう
苦しく考えてしまう
これは人間の本能のせい。
だって、そう考えることによって生きてきたから。
と言うことをまずは認識しましょう。
これを知っとくだけでも、
僕は楽に生きられることがありました。
③悩み・不安の根源は「拗らせるかどうか」
人間の悩みや不安の根源は、
1つの出来事から悩みを生み、
そこからまた悩みを生んで連鎖させる。
すなわち、悩みを拗らせることです。
書籍の方では弓矢に例えて説明されてました。
最初の出来事が第一の矢。
そこで止めて、第二・第三の矢を自分で放たない
例えば、
・嫁が体が痛いと訴えている!
⇒これが第一の矢
・大きな病気だったらどうしよう
⇒これが第二の矢
さらに言えば、
・余命はあと何年なの?もっと一緒だと思ってたのに
・お金はいくらぐらいかかるのか?自分の給料・たくわえで賄えるのか?
⇒これが第三の矢
似たようなことで、
マインドフルネスの精神でも、
「いま・ここ」に集中する
という考えがあります。
自分で出来事を勝手に拡大解釈して苦しむ必要はない。
それより今の自分に出来ることに集中する。
嫁が体が痛いと訴えている。
まずはその事実だけを受け止める。
それより今の自分に出来ることは何?
それを考えてそこに集中する。
・急を要する病気でないから月曜まで穏やかに待つ
・その間は出来るだけ安静にしてもらう
・家事など代われることは代わる
・容体が変わらないかこまめに話しかける
まとめ
いかがだったでしょうか?
今日は「不安との向き合い方」として、
①心配事の97%が起こらない
②人間は「不安」「苦」がデフォルト
③悩み・不安の根源は「拗らせるかどうか」
毎度毎度「あ、悩みを拗らせた、辞めなきゃ」
って思うのは至難の業だし気が付けない時もあります。
まずは気づいた時や、
今日は不安に考えて苦しいな、
って時は意識してみてはいかがでしょうか。
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