【BMI10】摂食障害で入院した話③
↑のつづきです
しあさって、行ったことも聞いたこともない病院に転院。しかも精神科。
理解が追いつかず頭の中はパニック状態。
しかも、転院先ではスマホが使えないというのでさらにパニック。
転院先はいわゆる閉鎖病棟で、スマホは持ち込みNGでした。
他にも刃物はもちろん、鏡や紐のついたパーカーやスニーカーもダメでした。
母に急遽荷物を用意してもらい、転院当日は介護タクシーで病院から病院へ移動しました。
精神科の外来受付へ連れて行かれ、診察室に通されてコロナの検査をして、しばらくしてから診察が始まりました。
診察という名の質問攻めタイムが終わり、主治医の先生に「鼻から栄養を入れます」と言われ大困惑。初耳。PICCじゃないの……?
困惑したまま、ついに病棟へ。
鍵つきの扉を何枚か突破して、広い個室にぶち込まれました。
監視カメラがついていて、窓の下半分はくもりガラスのようになっていて外の景色は見えず、ドアも重そうで、溢れ出る精神科感にビビり散らかしていました。
しばらくベッドの上でじっとしていると、荷物検査を通過したものが部屋に運ばれてきたのですが、想像以上に検査が厳しくて驚きました。
着替えを済ませてから、車椅子ごと体重測定をしました。
このときの体重は26〜27kgほどでした。
その後、鼻から管を入れられました。
それまで入っていたカテーテルはスルスルと簡単に取られました。
つづく
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