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【おむつ】摂食障害で入院した話②
↑のつづきです。
22歳にして寝たきり生活が始まりました。
排泄はおむつです。
ある日、PICCという中心静脈カテーテルを入れようと主治医に言われました。
そのカテーテルを入れられたと同時に、絶食生活が始まりました。
点滴で完全にカロリーコントロールされることになりました。
はじめは低めのカロリーから始めて、肝臓の値を見ながら徐々にカロリーアップしていくというスタイルでした。
輸液ポンプというものが現れ、高カロリー輸液なるものがぽたぽたとカテーテル内に落ちていきます。
勝手にカロリーコントロールされるなんて、倫理的にどうなんだ!(摂食障害者並の感想)と当時のわたしは思っていました。
寝たきり生活で、食事もないし、とにかく暇でした。
当時はコロナで面会などもできず、研修医の先生や掃除のおばちゃんだけが話し相手でした。
入院して1ヶ月が経とうとしていた頃、先生に「しあさって転院だから」と突然告げられました。
それまで聞いたことのなかった、少し遠くの大学病院へ転院することになりました。
救急搬送され、そのまま入院となった地元の総合病院には、精神科の入院設備がなかったためです。
摂食障害の治療は基本的に精神科でされるものなので、今度は精神科に入院することになりました。
つづく
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