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居心地の悪さとともにいられるか#77

現在23時16分。ILPの読書会を22時に終え、気がつけば1時間経っていた。色々作業していたようにも思うが、時が経つのはあっという間だ。もう少し、時の流れをゆっくり感じる時間を取りたいものだ。

さて、今宵の読書会の話をしたい。今日の読書会はとても居心地が悪いものだった。それは、安心安全の場ではなかったという意味ではなくて、単に自分自身の問題だった。おそらく場で話されている内容が、自分に琴線に触れる何かだったのだろうと思う。

以前の自分なら、いてもたってもいられずに、別の何かをしたように思う。ただ、今日は違った。話を聴き続けることができた。ただ、周りから見れば「こいつ話聞いてないな」と思われるレベルだったように思う。その時自分はその場にいることに必死で、周りからどうみられるかまで意識を向けられることができなかった。

だけれども、聴くという行為から逃げない選択肢を取ることができたのだ。これは大きな成長だと思う。

居心地が悪いというのは自分にとって快な状態ではないが、裏を返せば成長の可能性とも捉えられる。その居心地の悪さと多少なりともともにいられたというのは、その可能性に目を向け始められたということではなかろうか。

この居心地の悪さがどのような成長をどのように促していくのか、これから観察していきたいと思う。

2021.12.21.23:30

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