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父親になりたかったんだ#99

とある探究の場にて「父親との関係性について考えてみる」ということを発言して以来、父親から受け取ったものについて考えていた。

最初は違和感からだった。父親の言うことを絶対的だと思っているのではないか、という気づきがあったからだ。

そこに気づいて以来、自分のどことなく感じている生きづらさは父親から受け取ったものではないかと考えるようになった。こうして言葉だけ書くと他責に見えるが、今までは自分の責任だと信じて疑わなかったので前進としたい。

そう考えていると「あれもこれも大体父親の望むように行動してきたではないか、なんてことだ、全然自分で選んできていないじゃないか!」と思い、少し父親のことを憎んだ。

だが、今日ふと思ったのだった。

「あぁ、なんてことはない。自分は父親のようになりたかったんだ」

そうだ。そもそも父親の影響を受けることを選んだのは当時の自分ではないか。そして、その理由はシンプルで単に父親に憧れていたからなのだ。

自分は家族のことが大好きだ。とっても楽しく居心地がいい。そればかりではないが、一言で形容するならこの言葉を選ぶ。

この家族を作ったのは他の誰でもない、自分の父親ではないか。

そう思うと、父親に対する感謝とこれからの自分に勇気が湧いてくる。

そう、選び直すのだ。今度は今何に影響を受けているかにも気を向けながら。

人はこうして誰かに影響を受けながら生きていく。逆にいえば、誰かに影響を与えながら生きている。

どんな影響を受け、そして与えていきたいか。

自分は、ふたりがふたりでいられるような関係性を作っていきたい。

2022.2.15.22:27

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【こちらは2022年6月よりawai Lagunaの活動へ移行します】 リフレクションジャーナルを綴ることにご関心がある方はawai Lagunaにご参加ください。 https://laguna.awai.space/about

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