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上の空

霧の中



やわらかな
やさしい
かおりに
つつまれる




みんなが
いやがる
こと



じぶんは
いやではなくて、、



こんなことを
すると



みんなが
けいべつ
するだろう、、



思考は
時折、、



やっていることとは
裏腹に


いつも
よぎる



「・・下手くそね、、」




(・・やっぱり、だめか、けっきょく、、)




黒い髪
あの時の彼
過ぎる、、



あのように、、
かれのように、、
わたしではだめ、、


わたしであってはいけない


そう思えば思う程、、
彼の内面を知ることになる、、



かれは、かのじょのこと、、


脳裏には
あの時の彼の心まで
再現される、、、



私は彼女のことを、、

きがつけば、
彼女の傷心を想定している、、


かのじょをかなしませたくない


心が大雨のようになり、
みるみると、、
そんな思いに駆られていく、、


そう、いつも、
彼女の哀しみに
魅せられて、、




「そう、そんな感じ、、いい、」





彼女は幸せそうな
魅惑的な
色めく
恍惚




・・そうか、、

そんなにかれは、

あなたにとって、





中毒的
肉感的
艷麗、、



じぶんは、、
それを



求められても
いつも
与えられない





私の心は
いつも
上の空




それに、
心が乗らない、
心を乗せたいのに、

念じても乗らない



「役立たずだ、、」



私は


諦めて
あなたと彼の関係を
みることにした、



傍観者のように、、




そのときだけ
いやなことを




忘れていられるから、、




みていたかった、



・・現実逃避は、
だれかのこころを
きずつける、、



・・ざいあくかん、、



めがさめて、
そうおもった、



・・・




琉生☄️



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