"1984年" 感想・考察 -ウィンストンの病理
とんでもない本を読んだ。
"1984年"は「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」、「史上最高の文学100」に選出されたディストピア小説である。
世界観、ストーリー、登場人物のどれも魅力的で、本の世界に引き込まれたし、「二重思考」「ニュースピーク」「二分間憎悪」「愛情省、真理省、平和省、豊富省」などの発想には感動すら覚えた。
というのも、ウィンストンと自分を重ねざるを得なかったからであり、多分、著者のジョージオーウェルとも思想的に何かしら共通する部分があったからでは