夜中0時過ぎの会社で両足つった話

SEなるものトラブルが発生すると急遽夜中まで仕事をするものです😣

自分はSEをしています。インフラ系SEです。
インフラ系というのは、ゲーム機で例えるならばプレステ自体。それに対してアプリ系SEというのもありまして、それはプレステで動くゲームといったところ。

又SEは担当するシステムというのも持っています。今から10年くらい前の自分は、とあるシステムが動くサーバ（パソコン）の保守管理をしておりました（開発もしてはいましたが）。サーバの部品が物理的に故障した場合は、そのサーバを管理しているシステム担当者が復旧させる必要があったのです。

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10年前のとある夏の日。

自分が管理しているサーバでいくつかエラーが発生しました。どうやらネットワークに関連する部品が故障したようです。その為、その日の22時以降に部品交換する事になり、（この日も普通に朝8時半から働いています）作業管理者として自分と配下で働いている別会社のメンバー2名で対応する事に。ちなみに上司は、単純な部品交換の作業というのと、家の事情もあり20時に帰宅しました（この時は長年一緒に組んでいる上司と別の上司だった）。

そして22時、作業の始まりです。0時位が終了予定でぎり終電。
作業①：部品交換する為、私達でサーバのシャットダウン。
作業②：サーバの納入業者であるI〇M社要員が部品を交換し、そのまま電源ON✨
作業③：電源ON後は私達で稼働状況の確認。

稼働エラー❌
？？？

手順→間違っていない。
交換したネットワークカードの初期不良？→別のカードに交換（作業①～作業③を別のネットワークカードでやり直し）

やっぱり稼働エラー❌

その間、帰宅した上司と電話で連絡とりつつ、色々調査するも原因不明。そうこうしている内に時間は夜中2時😣  一旦該当サーバはシャットダウンさせて、翌日別メンバーで朝から調査する事となり私達は帰宅する事に。結局この日の退社時刻、夜中の2時40分。当然タクシー🚕帰り。。。

そして、翌日というか数時間後再び会社へ。10時半位。5時間位は寝たのかな？朝から調査していたメンバーに加わり調査続行。そうすると昨日発生したエラーメッセージの中に、メモリエラーメッセージが！

実は私達は昨日発生したいくつかのエラーメッセージをこう考えたのです。
ネットワークカードの故障によって他のエラーも連鎖して発生したのだと。
（そういう事はよくある）ですが、メモリエラーはネットワークカードエラーとは全く別で、本当に偶然にほぼ同タイミング（実際には20分後）で物理故障していたのでした（別々のパーツがそれ位の感覚で物理故障する事はあまりない）。それがわかった為に今度はメモリーの交換。前日作業の繰り返しです。又この日も自分が残る事となり、22時を待ちます。

そして22時、今度はメモリーの交換です。
作業①～③を実施。この日自分は作業に加わらず執務室で報告書を作成する事に。

そして0時過ぎ。
「そろそろ作業終わらないかな～」
なんて事を思って、少し体を伸ばした瞬間。

「いたたたたっっっ」
片方の足でこむらがえり🦵  頑張って足伸ばして親指を引っ張ります。そんな中もう片方の足もこむらがえりが🦵🦵  
結果、両足伸ばして両方の親指を引っ張る私。

自分以外誰もいない0時過ぎの執務室。両足ひっぱってもだえ苦しむ私😵

考えてみれば前々日からすでに30時間近く働いており体の疲労はピーク。
人間足がつって死ぬわけではないですが、なんでしょうこの胸のやるせなさ。
「く～、誰かを呪いたい・・・」

そんなこんなしている内にこの日は無事に作業が終了し、やっとこのエラー対応は終了しました（別途報告書は作りましたが）。翌日は確かお休みにしたかな？

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今現在では仮想化技術が進み、システム毎に物理サーバーを管理する事は無くなりました。なのでこのような対応はありません。

ですが、
「Windowsがエラーメッセージを出した」
等で、12月31日の夜10時🌃に電話がかかってきたり、今朝も朝4時半🌄に電話がかかってきました。その度に眠い目をこすり、遠隔で作業指示を出したり、時には会社に行ったり。SEってそんな感じです。

今でもトラブルが起こって大変な事はありますが、
「あの時の事を思えば乗り越えられる！」
そんな思い出です。