ご来光未だ拝めず
1
昨日・今日と親父と富士山登頂ご来光ツアーに行った。
親父に都合のいい日に決めたので全くの偶然だったが、自分がブログを始めてちょうど一年になる日に当たるということもあり、色めき立った。
タイトルは「富士のご来光を拝みながらこの一年を振り返る」で一年の成果を富士山のご来光で祝福する内容で行こうと思った。
でもそのうぬぼれが山の神様の逆鱗に触れた。
はじめの方の6合目は良かった。青空も出てきて期待を抱かせてくれる感じだった。
でも富士の表情がだんだん険しくなり、宿泊する山小屋付近になると土砂降り状態。
それが仮眠中も鳴り止むことはなく、ついに中止が決定した。
悲しい思いで下山する僕に富士はまた良い表情を見せてくれた。
ほろ苦い富士山デビュー。もっといろんな山登って人間を作ってからまた出直しておいでと言われているようだった。
2
早いものでこのブログを更新し始めて早一年が経った。一応目標は達成した。
このブログの目的は会社のPR。そして自分の文章力を高めるためだった。
でもどうせブログで自分の意見を述べるなら一年連続更新するとカッコいいだなんて軽いノリで始めてしまったのが本当のところ。
始めは警備業の新人社長として経営学の知識・理屈を自社の経営に絡めてブログを書いていたが、2ヶ月後にはネタ切れの状態に。
ない状態の中でいかに日常の情報を拾い、自分の少ない教養を生かしつつ文章を書くか。
そんな思いで更新し続けたが、時にこじ付けや屁理屈はあったものの、何とか達成することができた。
正直、目的を達成したかは疑わしい。結果を出すほど思考やアイデアの濃度は深まっていないという感じだろう。
だから富士山に振られた苦笑。
でも一つ言えることがある。
それはより前に一歩進むきっかけを得たこと。
ブログを一年更新しようと計画し、その通り実行した。
これはPDSのPDをしたことになる。
仮にこのブログがイマイチだったとしても、それを振り返り、検証することで、会社PRのスキルがアップし、さらなる文章力のアップに繋がる。
でもそれをしなければ、振り返りや検証をする資格すらない。だってDがないんだから。
だから、この一年やり切ったことはそれなりに意味があることであり、それをやった自分をまずは褒めようと思う。
その上でじっくり振り返りなり、検証をしていこうと思う。
そして、もう毎日は更新することはないとは思うが、何か書きたいことがあれば更新しようと思う(特に登山やウチの山岳部活動については書きたい。とりあえずは上高地デビューかなあ)。
そして実行する大切さを忘れずに今後いろんなことにチャレンジしていきたい。
その上で、また富士山に再チャレンジをしようと思う。
こんな拙い文章でしたが、読んでくれたみなさん、この一年どうもありがとうございました!
ではまた会う日まで。
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