スタイルとのつき合い方を考える
昨日、映画「LA LA LAND」のDVDを借りてきてみた。
衣装や街の風景の色使いがカラフルで、綺麗なミュージカル映画だけと思いきや、意外に深い大人のラヴストーリーに仕上がっていてとても良かった。
やっぱイメージだけでモノを見ようとすると、本質からズレてしまうんだよなあ。
でもイメージで良し悪しを決めてしまうのは結局、感情も含めた自分のスタイルから来るものだったりする。
このスタイルがあるからこそ、自分の言動に一貫性が出るので、周りから信頼され、自身の個性も磨かれる。
でもそれに囚われると、ものを見る目にバイアスがかかって、本質を見にくくなる。
自分のスタイルを大切にしつつ、それに囚われないためにはどうすべきか。
思うに、そのためには、対象物に対し、謙虚な姿勢になることが大切だと思う。
どれだけ、自分が正しいと思っても、そんな自分を俯瞰して一旦客観視するために、反対意見も含め、いろんな意見を聞くこと。
それが自身のスタイルに深みを与え、その確立に資することになると思う。
それは経営にも言えると思う。
直観的に正しいと思って、実際その通りだとしても、すぐに経営判断するのではなく、周りに意見を聞いたり、反対意見を想定した上で、判断する際の留意点を意識する。
それが差別化と合理性をアウフヘーベンすることにつながると思う。
そんな気持ちで経営していきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?