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15年間女子校で育ち、同性のアイドルのヲタクになった女イベンターの話①

はじめまして。
白鳥さとみ(しらとりさとみ)です。

昨今YouTubeやTikTokが流行り、文字を読むより画像や動画で情報を得ることが多くなったと思う。

とても便利なツールだと思うし、(レシピやメイク方法など)動画の方が理解しやすいこともあるが、やはり
『文字で伝えたいこと』
『文字で知りたいこと』
もまだまだ存在すると思ってしまうのはもう私が若者と呼ばれる世代ではないからなのか…。

自分の顔を映してカメラを回して色々と語ってみるのも楽しそうだが、やはり文にしたほうが個人的には好きなので【白鳥さとみ】とは何なのか?をつらつらと書かせてもらうことにする。

白鳥さとみ shiratori satomi
□生年月日
1993年6月22日
□出身地
東京
□血液型
O型
□好きなこと
アイドル鑑賞/韓国旅行/衝動買い/テニプリ/ダンス/積み立てNISAの動きを見ること
□長所
好奇心旺盛/よく食べる/決断力がある
□短所
自己肯定感が低い/髪の量が多すぎる

○15年間女子校で育つ

私は小学校からの15年間、全て女子校で育ってきた。所謂エスカレーター式の附属学校だったため、男の子が同じ教室にいるという環境は幼稚園だけだ。この話をすると、

「楽しいの?」「青春できなくない?」「変わった子が多そう」「女同士のいじめやばそう」「レズいそう」

と9割の確率で言われる。私は女子校しか経験したことがないので共学と比べようがないが、
・めちゃくちゃ楽しい
・青春しまくってた
・異性に頼る状況がないので自立してる子が多い
・いじめもないし、皆さんがイメージしてるような女同士のドロドロとかは全くない(そもそも異性がいないからそういうトラブルがない)
・レズビアンやバイセクシャルの子もいたかもしれないが、いい意味で誰も深く干渉しないので「へー」くらいにしか思ってない

○女子校にいたのに同性のアイドルヲタクになったきっかけ

「ずっと女の子に囲まれている環境なのに同性のアイドルが好きってことはレズなの?なんで好きなの?」

今まで何百回もされた質問だ。
(女の子のアイドルが好きな)女ヲタは今ではとても増えたが、この質問に答えるにはわたしが小学校に入る頃まで遡る必要がある。

私が小学校に入る頃(2000年くらい)、世間ではモーニング娘。が爆発的に流行っていた。

学校に持って行ってはダメだが、みんなでこっそり生写真を持って行ってトイレで交換会をしたり、休み時間には「ザ☆ピ〜ス」のダンスを踊ったり…。

モーニング娘。を知っていること、アルバムを聴くことは当たり前になっていたが、今思い返せばそれは"周りが皆んな当たり前に好きなもの"だから当たり前に自分も好きでないといけないと思っていたのかもしれない。(まだ7、8歳だから年上のお姉さんたちのことを応援するという感覚ではなかった)

しばらくして小学校高学年くらいになると、今度はジャニーズのブームだ。
ちょうどその時はNEWS、KAT-TUN、関ジャニ∞辺りがデビューしてぐんぐん人気になっていっていた。なんと言ってもごくせん2期、野ブタをプロデュースの放送により仁亀、修二と彰という社会的現象…。

休み時間にはドロケイやバスケをしていたのに、この頃はジャニーズ雑誌の切り抜きを持って行って(これも本当は持っていちゃダメだけど)キャーキャー言ったり、パソコンの授業中に夢小説(死語?)を読んでギャーギャー騒いでいた。

みんな観ていたドラマだし、みんなハマっていたし、当たり前に私も熱狂していた。KAT-TUNが初めて東京ドームのコンサートをした時は友達のお母さんに協力してもらってチケットを取ってもらい、天井席(※)なのに彼らと同じ空間にいることが信じられなくてコンサートが終わってから1ヶ月くらい大興奮したのを覚えている。

※天井席…天井に近いくらい会場で1番高い場所にあり、ステージから遠い席のこと。見えないものを見ようとして双眼鏡を覗き込んでも見えない。(下記イメージ画像)


しかし彼らのことを入所した時から知っていたり、ジャニーズJr.から応援していたりする人はごまんとした。
片や私はテレビやドラマで彼らのことを知ったし、コンサートなんて何度も行けない小学生。

傍から見たらファンなんてそんなものと思われるかもしれないが、その時の私は自分の無力さや、どう頑張っても古参になれないことの悔しさの方が大きかった。(小学生でこんなこと考えてるの今思えばちょっとやばい)

もっと成長していく過程を見たい、最初から応援したい、新しい何かを発掘したい、そんな気持ちが芽生えていた時にとある広告を目にした。

○"テレビ電話でいつでも会える"アイドルのオーディション

2005年10月にAKB48の第一期生(あっちゃんとか)のオーディションが終わり、同月すぐに二期生(大島優子ちゃんとか)の募集が開始された。

ただの公開オーディションではなく、FOMA端末を使った当時の最新機能のテレビ電話を使ったオーディションということでCMが流れていた。
BGMにはAKB48インディーズ1枚目のシングル"桜の花びらたち"

なんだこれは。曲が良すぎる。

AKB48?アキバ?全くわからないがとても気になってすぐ調べた。私が中学1年生12歳の時だ。

秋葉原なんて行ったことがなくて、アニメやマニアックな電化製品ヲタクが集まる街でおじさんしかいないイメージだった。(ちょうどテレビドラマ"電車男"が放送された時期でヲタクのイメージが強かった)

よくわからないがドン・キホーテに行ってチケットを買えば公演が観れるみたい!面白そうだから行ってみよう!

今後の人生を大きく変えるきっかけとなることも気付くはずもなく、中学1年生の私は親に部活と嘘をつき、セーラー服で秋葉原へと向かった。


※書き殴ってたら思いの外長くなってしまったので②に続きます…


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