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博多天神落語まつりに行ってきた話

おはビットー!
どうも、しらたきです。

11/3~11/6に行われた毎年恒例の落語まつり。
東西の名だたる落語家さんが博多・天神(熊本や鹿児島にも)に集結する夢のようなイベントになっております。

昨年は、「桂宮治真打昇進披露の会」を見に行って落語の面白さを知りまして、今年も!と各プログラムをみて「三遊諸派の会」へ行くことに。

これまで落語まつりのプロデュースをされていた三遊亭円楽さんがお亡くなりになることがありましたが、無事開催できたことは喜ばしく今後も円楽さんの意思を継いで開催されることを一ファンとしては願っております。

さて、三遊亭メンバーがそろった会ですが、いきなりトップバッターが「三遊亭笑遊」。大ベテランの大砲が一番!?と驚き。
惚けてたまるかの一席。伯山TVで桂文枝より教えてもらうシーンの印象があり「あの時習いに行っていたときのやつだ!」と感激しました。

今回は伯山TVによく出てくる「笑遊」「遊雀」「満橘」のお三方目当てでございました。それに笑点でおなじみ「小遊三」、落語は聞いたことはないけど実力者である「天どん」、「圓歌」というラインナップなので当たり確定だろうとチケットを押さえたわけです。

結果大当たり。全部面白かった。
笑遊さんが開幕から笑わせ、天どんさんの名前いじりからのテンポの良い落語で加速。仲入り前の小遊三さんも落語をたっぷり聞かせてくれて2時間以上経ったかのような満足感。(トータル2時間半でプログラムは設定されてます)
仲入り(休憩時間)を挟んで圓歌さん。
「夫」という字は二人と書いて夫なんだとか、ギャグがたくさんあって会場はドッカンドッカンうけていました。
そのあとに出てきた遊雀さんは「圓歌さんの後は(前が笑いすぎて)やりにくいんだから」とおっしゃっていましたが、観客のくしゃみをアドリブで大笑いに変えたり、まるで本当に酒を飲んでいるかのような芸はお見事。
※余談:しらたきは伯山TVで遊雀のことが大好きになりました。もっと生で落語を聞きたい落語家さんトップのお方です。

さてトリを務めるは三遊亭満橘。五代目圓楽一門会のお一人でもあります。
やる落語は「浜野矩隨」。
こちらも伯山TV真打披露目の中で、円楽さんがちらっと名前をだしていた演目でございました。どんな話だろうと聞いてみたらとてもよかった。
その後、5代目圓楽(馬の方)の浜野矩隨も聴いてみて、人によってところどころ描写は変わるけれど良い話だなと感じ、好きな落語にラインナップされたのでした。

来年開催されるかは未定ですが、これからも九州の落語ファンのためにも名跡と同じように誰かが継いで、毎年秋の名物として落語まつりを残していってほしいなと思うしらたきでした。

gracias!!!