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"書いて覚える"教徒の皆さん、"読んで覚える"教に改宗しませんか?

 おはろん、英単語は読んで覚える派、しらすです。

 二か月ほど前、ブログ始めたてのころに「繰り返しの勉強」について書いた。


 本稿はそれのさらに具体的な話。暗記法戦争として一生続くであろう「書いて覚える派閥 VS 読んで覚える派閥」についてである。

 正直な話、どちらも有効である(おい、タイトル変えろよ)。しかし、私が言いたいのは「書いたほうが良い」これがどこで通用するかである。

 今回は、書いて覚えるべき事項、読んで覚えるべき事項をそれぞれまとめたので書いていく。これから勉強する人しない人、参考になれば幸いだ。

 それでは、今日も最後までご覧あれ...。

読んで覚える VS 書いて覚える

 まずは両者の意見を聞いていただこう。読んで覚える派閥の意見は以下のようになる。

・書くより時間がかからない
・手が疲れない

 続いて、書いて覚える派閥の意見だ。

・読んでも覚えられないから書く
・スペルや計算は書かないと無理

 両者とも意見が真っ当で、間違ってはいないような気がする。

 それでも私は読んで覚える派閥に所属する。その理由をひとつずつ紹介していこう。

読む派閥である理由1. とにかくコスパがいい

 私は勉強に少しでも時間をかけたくなかったため、コスパを求めていた。読む勉強は、そんなコスパを一気にあげてくれるものになる。

 例えば、英単語を何か1語を書くのに6秒費やすとする。それが10語あれば最低でも60秒だ。これが見る勉強なら、見るだけなので10語見るのに6秒もかからない。読むのにも10秒あれば単語は読める。つまり1/6のコストで単語帳を覚えられるのだ。

 1/6の労力で単語帳を1周できるのなら、書いて覚える人が1周するのに必要な時間やコストで読んで覚える人は単純計算で6周できる。つまり、同じことを6回も繰り返せるのだ。

 同じことを繰り返して記憶するのは勉強の基本。同じ時間をかけて6倍の効果を得られるならばそちらを選ぶ他ない。

読む派閥である理由2. ペンが要らない

 2つ目の強みは、ペンを握らなくて良いことである。ペンを使わないということは、ペンが使えない、あるいは使いづらい場面でも勉強ができるということである。例えば電車の中など。

 もちろん電車の中で声に出して読んでいると、奇人だと思われてしまうので、例えば頭の中で読む、マスクをして口パクする、などの処置を取れば良い。

 このように、読んで覚える記憶法は利点ばかりがあるように思えるが、当然これだけではカバーしきれない部分は存在する。ここからは、書いて覚えるべき、書くべき部分を取り上げていく。

書くべき勉強内容1. スペルの確認

 英単語はまずは意味や発音を覚えるところから始まるが、多くのテストでは単語のスペリング能力が問われる。

 このように、テストでスペリングしなければならないテストがある場合は、さすがに1度は書いて手になじませる必要はある。ただ、何度も書く必要は無いし、レベルの高すぎる単語は覚えなくても良いはずだ。

書くべき勉強内容2. 計算ミスを防ぐ練習

 以下の記事では、数学もペン無しで勉強できることを紹介している。


 しかし、計算ミスを防ぐには、実際に解く練習を積むほかない。解き方や公式の使い道などはペンなし読み勉強で覚えてしまい、実戦練習や計算ミス対策を紙に書いて行う。これが数学で勝つ方法だ。

書くべき勉強内容3. 過去問を解くなど時間を計る場合

 異論なし。時間を計るなら本番と同じ形式でやる以上の成果はない。

まとめ:勉強の7割は読むだけでカバーできる

 書いて覚える派閥の読者がいたら申し訳ない。私が行きついた結論は、学校の勉強は7割は読むだけでカバーできる、というものだ。残りの3割も当然重要だが、テストを乗り切る場合や赤点回避など高得点を必要としない場合などはこの7割を完全カバーするだけで行ける。

 私は、学校の勉強というのはあくまでものを考えるための下地の部分であり、本当に重要なことを学ぶための基礎であると思っている。その基礎の部分というのはさっさと身につける方がいいと思っている。

 読んで覚える派閥になって、今までよりも倍の速度で物事を暗記することで、勉強の基礎を超スピードで身につけていってほしい。それが早ければ早いほど受験勉強モードに早く突入することができるから。

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