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世界を変えるため、教員養成ではない教育学部を選んだ。

挨拶

皆さん、はじめまして、こんにちは!
東北大学教育学部の芦田瞬と申します。

発信内容は、
🎈東北大学教育学部について
🎈日常生活から、気が付いたこと。哲学的思考。

好きな言葉は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(ビスマルクかっこいい)
寿司には醤油派、お好み焼きにはソース派です。よろしくお願いします。

タイトル回収

さて、自己紹介はこれくらいにしてタイトルの回収に向かいます。
一言で申し上げます。私が教員養成ではない教育学部に入った理由は、
「世界を変えたいから」です。

説明

全然理解できないと思います。順に説明したいと思うので、安心して読んでください。

突然ですが、現代はどんな時代と呼ばれているか知っていますか??ひとことで表す言葉はなかなかないと思うのですが、概ねこんな感じだと思います。

技術面からいうと、数年前の常識がすぐに通じなくなってしまうほど進歩のスピードが速く、またAIの登場によってすぐに多くの人の仕事が代替されると考えられています。今より7年以上前、2015年12月「AIの導入によって日本の労働人口の49%の仕事が10-20年以内になくなる」というレポートが、野村総研とオックスフォード大学の共同研究によって発表されました。
日本の経済も、正直明るいとは言えないでしょう。アメリカ、中国、ヨーロッパのような日本とよく比較されてきた国々と比べ、日本のここ20年の経済成長は停滞しています。
最近は「失われた20年」と言われてきたのが「失われた30年」に伸びてきたという話も聞きます。

給料はほとんど変わらないのに物価は上昇し、暮らしが苦しくなっているという人は多いでしょう。また、少子高齢化によって今後さらに経済が圧迫されてくることが予測されるものの、大きく現状を改善するような効果的な政策は行われていません。

では、どうするか。

日本の問題もグローバルな問題も、最高の頭脳が集まって必死に解決しようと考えているのに、私が加わったところでどうしようもありません。残念ながら私は凡のなかでも凡で、特別な才能はありませんでした。私は一つの考えにたどり着きます。

「他者と協力して、難しい問題を解決していく」

他者といっても私たちの世代だけですべての問題を解決できるとは考えられなかったため、「次世代の問題を解決する人材」を育成する人間になりたいと思うようになりました。
最初は教員になろうとも考えたのですが、それだと自分が社会に及ぼす影響はかなり小さい。凡だと自覚しつつも、高校生の自分は、漠然ともっとでかいことをしたいし、社会全体を変えるようなインパクトを持つ人物になりたかったのです。

どうやったら社会全体を変えることができるの??どうやったら多くの人に影響を及ぼす人物になれるの??

そこで、私は「教育という事象についてもっと詳しく知りたい」と考えるようになりました。

このような思いから「教員養成ではない教育学部」を探すようになり、東北大学教育学部を見つけました。ここは、まるで私の考えを覗いたような、ぴったりのビジョンを掲げている場所です。

そのビジョンとは、「教育が変われば、世界は変わる」です。

電流が走ったような衝撃とはこのことです。どうにかして社会を変えたい、では教育が変わったら社会が変わるのかな??と半分正解のようで、半分正解でないような私のアイデアを、ビジョンとして高らかに宣言していたこと、それを国内有名大学が掲げていることに驚き、そして興奮しました。

「この道は少なくとも間違いではない」と背中を押された気分になった私は、東北大学を受験することに決めました。

そうして、教育を変えて世界を変えるために教育にまつわる様々な事象を勉強し、教育のプロフェッショナルになることを目標として大学に進学しました。

締め

以上、私が教員養成ではない教育学部を選んだ理由でした。

「世界」という言葉を自分から見た世界と捉えるのか、それとも地球全体として捉えるのか、社会として捉えるのか、いろいろな見方があると思いますが、何にせよ教育は環境を変え得る力を秘めていると信じています。

そんな教育についての熱い話をまだまだしていきたいですし、正直端折った部分があったり、勉強する中で考えが変わっていった部分もあります。そのあたりについてもおいおい話せたらいいなと思っています。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。私の好きなトピックは、経済、経営、教育、心理、哲学、社会学です。なにか興味が被るかもって思った方は、フォローしていただけると嬉しいです。

ではまたお会いできるのを楽しみにしております。


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