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福丸生誕祭(2022/11/6-2022/11/12)

・こんにちは、sirasuです。


・よっ、久しぶり。

・最近日記がぜーんぜん書けてなかったんだよな。自分の中でダメだ、という感覚はあったんだけどなかなか書けなかった。

・そんな時に、所属してたディスコードサーバーで日記を書くというムーブメントが流行り出した。日記が流行る、というのはいまいちわからんが、いまは5、6人が日記を連載している。人の日記を見るのは面白いな。

・そしてそのブームに僕も乗じている。複数人が同じことをしているとなにか連帯感のようなものが生まれてくる。これだ。今までの僕に足りていなかったものは義務感なのか。

・互いに互いを監視し合い発生する義務感、これがなにかを続けるのに必要なことなのかもしれない。江戸時代には5人組を作って監視し合うシステムを導入した。これによって江戸時代は200年続く政府となったのだ。あながち間違ってはいないはずだ。


・そしてディスコードの人の日記から学びを得たのだが、みんな日記が程々に短い。今まで自分は1000文字オーバーな日記をいっぱい書いていたのだが、これは毎日続けるのが流石につらい。だからメモにささっと書くくらいでちょうどいいのか。

・これのおかげで1週間日記を持続させることに成功した。いいじゃんいいじゃん。

・というわけで1週間書いた日記をnoteの方にまとめてあげておく。こうすれば1週間を振り返れるし何かとお得だ。というわけで今後はこういう感じで行くぞ!よっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!


11月6日の日記

・ぼっち・ざ・ろっくというアニメを4話まで見た。面白い。きらら系のゆるさもありつつ、しっかり「バンド」へのフォーカスを強めていたのも良いな。自分は楽器には詳しくないけどTwitterとかを見ている限りではめちゃくちゃ細密な描写にこだわっていてすごい。けいおん!が流行った理由もわかる。

・「わたモテ」もボッチ漫画だったんだけど、あれも良い漫画だ。ボッチ漫画って、周りのみんなが異常に優しいんだよな。まあ周りが厳しいと物語が始まらないどころか、陰湿なストーリーになってしまうから当然か。

・主人公が活躍するという構造のためだけに存在する生ぬるくて歪な世界みたいな感じでなんかえもいわれぬ良さがある(批判しているわけではない)。



・僕の地元の岐阜にキムタクが訪れていたことがまあまあ大きいニュースになっていた。僕も岐阜に住んでいたから前から知ってたけど、みんなのキムタクに対する異常な熱意はなんなんだ。言うてキムタクよ?いや、そりゃ有名人、しかもスマートな男キムタクに会える喜びはわかるけど。でもあんなに熱狂するか?と思って少し冷めた気持ちで見ていた。天皇陛下が視察に来る時くらいだよ、そんなに盛り上がるの。

・キムタクもビビってただろ。あんなに歓迎、もはや崇拝レベルで迎え入れられたら。しかも岐阜県庁?かどっかの建物に「キムタクさんへ ちょ待てよ!」って書いた垂れ幕があったぞ。キムタク的に嬉しいのか?それ。まあいいか...。


11月7日の日記

・電車がすげー遅延しててバイトに遅刻した。遅延というクソみたいなシステム、なんとかならんか。今回の遅延した理由は「線路の下から物音がした」というものだったらしい。うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

・行け!物音しててもGOやろがい!!ったくよぉ、そのよく分からんチェックのせいで色んなところで迷惑被ってるんだよな〜〜〜〜〜〜〜。雪で電車が遅延するのもわからん。どういうシステムで雪だと遅延してるんだ。

・まあ文句をぶう垂れている間にもJRの職員さんは頑張ってるんだろうけど。でも理解はできても脳が納得を拒んでる。そういう時ってあるよな。チャリが理不尽にパンクした時とかさ。



・あ、あと今更だけど日記のフォーマットを変えてみた。今んとこは...何も分からない......。

・もともとnoteというSNSサービスで執筆していたんだけど、それがまあ見事に続かない。2年くらい前は毎日投稿してたんだけどなぁ。いまじゃたまーーーになんか書くくらいだ。あの頃の情熱はどこへ...。

・noteだと筆が乗りすぎてしまうという問題がある。noteに投稿されている記事(ざんちの日記とか)は結構熱が入ったやつばっかりで自分も「負けないぞ!」とかやってると2000文字とかになってしまう。毎日2000文字は流石にコスパが悪い。そこでスクショ1枚分くらいの分量でササっと日記を書いてしまうという策略。どうだ?中々良い案では?

・三日坊主になったらおいらを笑っておくれ。


11月8日の日記

・散歩が好きだ。最近よく散歩をする。


・「散歩なんてジジイの趣味かい」と笑うやつもいるかもしれない。違う。ジジイの散歩と僕の散歩は構造的に全く違う。ジジイの散歩の目的は衰えた体に鞭打つために運動することであり、あくまで散歩は手段でしかない。しかし僕の散歩は、そもそも散歩することが目的であり手段でもある。

・散歩をしていると、知らない家だったりゴミ捨て場だったり個人経営の飲食店だったりが見える。当然だけど、そういった何気ない風景のレイヤーの裏には「人の生活」がある。自分にとって世界は自分の見えている範囲でしか成立していないように思うけれど、自分が知らないところで知らない誰かが懸命に今日も生きていると思うと、なんだか自分ではどうにもできない大きな見えない力だとかうねりを感じる。それを感じながら散歩をしている。なんと詩的なんだろうか。


・というのは半分嘘でただ面白い写真を撮ることが楽しいだけなんだけど。



・面白い写真も撮れて運動もできて、世界の広さをなんとなく感じることができる散歩ってすごい。あ、でも自己紹介するときに「趣味は散歩です」とか言うと、スカしてる奴に思われるので気をつけたほうがいい。

・みんなも散歩してみるといい。知らない駅で勝手に降りて散歩するだけでも全然楽しい。

・あと、ポケモンGOとかドラクエウォークをすることを散歩とは言わない。これだけは覚えておいてほしい。

イタズラで鼻に穴を開けられてるのぼり


11月9日の日記

・今日の寝癖はひどかった。ちびまる子ちゃんの花輪くんみたいなことになっていた。暴れ放題。

・どういうメカニズムで寝癖が発生しているか全く知らないが、とにかく寝癖が毎日ひどい。だんだんめんどくさくなってきてて、何もせずほぼボサボサで家を出る。

・「髪がボサボサだとみっともない」という言説を僕は疑っている。どう考えてもボサボサの方がアニメのキャラみたいでかっこいいじゃないか。「だらしない」というのはかっこいい。普段はネクタイもよれよれ、髪はボサボサな昼行灯なキャラクターというのは得てして本気を出すと強い。だから、髪の毛がボサボサでも別にいいと結構本気で思っている。「爪が伸びてると不潔」と言うのもよくわかってない。爪が長い方がかっこいいし、攻撃手段にもなるからお得だろう。

・いまのところキショいオタクの地団駄でしかないな。


・そういえば日記は書いていなかったが、昨日は皆既月食の日だったね。僕は皆既月食というものに対して魅力を感じていない。むしろ嫌いですらある。

・たしかに月が欠けていくのはどうも厨二心をくすぐる。かっこいい。でも皆既月食の日のみんなの振る舞いが嫌いだ。僕は帰り道、空をあおいで月をじっくり見て「今日は曇りだな」だとか「今日は綺麗だ」だとか毎日月に気配を配っているのに、みんなは皆既月食の日に限って月を大げさに囃し立てる。非常に短絡的だ。


・月というのはひっそりとしていなくてはいけない。魅力あるインディーバンドみたいなもんだ。何が言いたいかと言うと、僕は月がチヤホヤされて妬いているのだ。

月食



・この日記を書いたあと、いつもの帰り道にいつものように空を見上げてみた。すると、黄金色に輝くまん丸な月がいるではないか!!満月を見るとテンションが上がる。

・しかし、昨日まで列を作って空に向けてカメラを構えていた人々はすっかり下を向いて歩いている。

・けっ。やっぱりそうだ。やつらは本当は月なんか大して興味がないんだ。ただ「月が欠けている」という情報に踊らされていただけなんだ。「ラーメン発見伝」という漫画の名言の「やつらは情報を食っている」と言い放った芹沢さんの気持ちがよくわかる。

・この世では一般的に完璧なものが好まれる傾向にあるのは周知のことなのに。それなのに満月を無視して、欠けて真っ赤っかになった月をありがたがるなんて、なんだか腑に落ちないぞ。


・しかしそれでいいのだ。みんなが空に浮かんでいる宝物の価値に気づいていなければいないほど、僕が満月を見つけたという事実は相対的に力強さを増していく。そうして周りとは違う自分の目の付け所にうっとりするのだ。ざまあみろ。


11月10日の日記

・今日は学校が休みだったのでアニメを見て過ごした。

・ガンダム熱が高かったので「逆襲のシャア」を見て「閃光のハサウェイ」を続けて見た。いやー、ガンダムって本当に面白いな。でかくてかっこいいメカがガションガション戦ってるだけでかっこいい。それだけで十二分に魅力がある。

・逆シャアで未熟だったハサウェイがカッコよく空を駆けているのはなんだか来るものがある。しかし、根っこの部分ではハサウェイはまだ成熟しきれておらず、アムロとシャア、そしてクェス、さらにはブライトに囚われ続けている。そのおかげでギギに振り回されまくってる。そこもまたいい。ハサウェイの本質は革命家マフティーではなく未だにワガママな子供なのかもしれない。

・ハサウェイは劇場で見たかったな...。


・続けて「Do It Yourself(DIY)」も見た。最高。

いいよな〜


・こっちも本当にいいんだよな〜。やってることはかなりオーソドックスな部活もので、いついつまでに何人の部員を集めれなかったら廃部!というお約束のやつだ。でもDIYというテーマを適度にうまく使えているし、DIY部を取り巻く人間関係をかなり丁寧に、そしてストレスなく描いている。

・作画もすごくうまい。かなり好きな絵柄だ。2000年代初期っぽさのキャラデザを感じつつ、髪の毛のインナーカラーを取り入れることで現代ぽさも演出できている。

・よつばと!を読んでいる時のような心のあたたかさになれる。あの世界には悪い奴が一人もいない。みんなが互いのことを互いに思いやりながら優しく接し合っているのだ。そういう意味では彼女たちはニュータイプなのかもしれない。


11月11日の日記

・図書館で勉強をしようと思った日に限って閉館日だったりする。バイト先のロッカーキーを無くしたのでスペアキーを作るために始末書を書かされ、その分のお金が自分負担になって給料を天引きされたりもする。そういう日があったっていい。嘘。よくない。クソがよ。



・公園をふらふら歩いていたらどんぐりをめちゃくちゃ蒐集しているこどもがいた。どんぐり。なぜあんな地味な色な木の実に我々は惹かれていたんだろうか。となりのトトロの影響なのかもしれない。少なくとも今考えると、どんぐりにはそんなにエンタメはない。

・どんぐりといえば「どんぐり虫」というのがいた。どんぐりを集めてきたら冷蔵庫に入れておく。そうするとどんぐり虫が死ぬから安心してどんぐりで遊べるという謎の風説もあった気がする。僕は「どんぐり虫」をこの目で見たことがない。もしかしたらいないのかもしれないとすら思う。でも多分いるんだろうな。穴が空いてるどんぐりとか見たことあるし。

・こういうのってググったら一瞬で出てくるんでしょうな。でも、あえてしない。「いる」であろうことはなんとなくわかってるけど見たことがない身近な存在。なんだか良いじゃない。日常のミステリだ。




・コメダでコーヒーを飲んだ。コーヒーっていつから飲めるようになったんだっけ。昔は嫌いだった。ワサビとかカラシとかも今は大好物だけど、いつから食べれるようになったんだっけ。忘れてしまった。これも日常のミステリー。

・コメダのケバケバの赤いソファーが好き。


11月12日の日記

・駅で電車を待ってたら、中学生のテニス部ぽい集団がうじゃうじゃいた。こういう何かのまとまりを持った集団の近くを一人で通るのはなんか嫌さがある。なぜなんだろうか。


・僕の使う駅には白いポストがあって、そこでは青少年の健全な育成を阻害する本やDVD(要するにエッチなものとか)を捨てることができる。するとそのテニス部員の一人の男子がポストを覗いて、「エロ本あるぞ」「これ絶対エロ本じゃね?」「おい、エロ本あるけど見る?」と駅ででっけ〜声でエロ本を連呼していて面白かった。

・いや、面白いというより「若さ...」と思った。人目を気にしないほどまっすぐなエロ本への情熱を抱えているあいつは本物だ。


・なんか、喉が痛い。のど飴をいっぱい舐めた。そしたら舌がカラッカラになっちゃった。



・昨日公開された映画、「すずめの戸締まり」を見てきた。面白かった。ネタバレを避けて話すと、すごく壮大な内容だったと思う。新海誠節、みたいなのもふんだんに使われているけど少し控えめかな、と感じた。そしてこれは結構大事だけど、僕らみたいな若き者たちが見に行くべき作品だ。思い出を褪せさせないために。

ミッドランドスクエアシネマ、300円くらい高い...


・音が劇場だとゴオオと鳴っていてすごかったので、映画館に足を運んで是非とも見るべきだと思う。


今週のまとめ

・福丸小糸さん、おめでとう。



・では、また。

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