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白瀬 雪見はなぜ誕生したのか。

自分語り失礼します。
私は私の事をなかなか認められない人間でした。これと言ってできる事、得意な事は何一つなく、寧ろ何をやってもうまくいかない。周りの人ともあまりうまくやっていけない様な人間でした。何かをやろうと思うだけの根性も私にはありませんでした。

このまま何もできない、何もしないまま私はいつか終わっていく。そう思って生きていました。

でも、私はある時出会いました。Vtuberという存在に。元々、歌い手にはほんのりと中学生くらいの頃に憧れを持っていた私ですが、なろうとは思いませんでした。でも、Vtuberとの出会いはかなり衝撃的なものでした。こんな風になりたい、と思うにはどのくらいの時間がかかったかはもう覚えていません。
とは言え現実は見えていましたから、こんな風になりたい、というよりこんな風な感じで(ふわっとしたビジョン)なんかイイ感じに歌って動画作れたらイイかも〜。ってほんとにふわっとしてました、始めは。

最初は自分を認めたくて始めたのが歌と動画でした。たった一人で自分の好きな歌を好きなように歌う、あわよくばいつかオリジナル曲が出したいな。そのくらいの気持ちで始まった私の活動。要は自分が自分を認め、自分を愛してあげる為に、自己肯定感を上げる為に始めたってことです。お金が欲しいとか、10万人の登録者が欲しいとか、そういう気持ちは本当になかったんですよね。自己満の世界でした。

でも、今はどうでしょうか。沢山の人が私の歌を聴いてくれるようになって、コメントまで下さる様になって、この上なく幸せな気持ちになりました。私の歌を聴く、認める、愛する、という幸せは代えが効かず、貴方にしか与えられない幸せです。だからでしょうね、私は欲張りになってしまいました。もっと色んな人に私の歌を届けたい、私の存在を届けたい、そう願う様になりました。私は私だけの為に歌うのではなく、私と貴方のために歌いたいのです。

私に歌って欲しい歌を教えてください、私に表現して欲しいものを教えてください、貴方がどんなものを愛し、大切にしているのか教えてください。貴方が生きてきた中で見つけたかけがえのない宝物をこうも簡単に聞いてしまうのは非常に傲慢かもしれませんが、それでも、教えてください。私に表現させて欲しい、いつも幸せをくれる貴方に幸せを返せる私になりたいです。

こうして、白瀬雪見は生まれたのだと思います。貴方が0だった私を1にしてくれたから、私は白瀬雪見なのです。

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