自転車でお伊勢参り2014③ 桑名~関宿
20代の若い頃は1日で伊勢志摩まで140km走れるか?などと無茶な事をしてましたが、歳とともに考え方が変わってきました。
急ぐということはいろんなことを見落とすということです。ゆっくり落ち着いて自分のペースで進めば失敗も見落としもちょっとだけへります。人生も同じかもしれません。
大人の自転車マニアの人の中には仕事のストレスを忘れるが如く、ただひたすら何かから逃げているかのように走る人が多くいます。そんなの何十万円もする自転車に乗っていても全然カッコ良くありません。逃避するのではなく、ストレスの原因となる問題そのものを改善できるよう職場や家庭で努力すべきです。
さて、というわけで2日目です。
このネカフェ、1500円なのに無料朝食まで付くそうです
走る前にはありがたい
七里の渡し付近には古い建物が見られます
桑名城が九華扇の形に似ていることから、九華と書いて桑名と読む当て字だそうです
桑名城は水路に囲まれた水城だったそうです。これ知らなかった。。
水路は公園として残っています。ねこも雨宿り
わたしも雨宿り
安永餅 なが餅系 作り立てをビニール包装。柔らかい
柏屋 別のお店も味比べ。こちらは昨日の物かやや堅め
今回は旧街道を調べて走っています。
宿場町の作りの建物が残ってたり、観光のため新たに建てた道標があります
当時は道すがらお寺巡りもできて良いアトラクションだったと思います。アニメの聖地巡礼とかアイドルオタと同レベルの出来事だったのかも。。
伊勢両宮常夜灯
安永餅残弾3
こんなとこの灯籠も道を間違えていない安心感につながったんでしょうね
雨が止むと暑い。。
みにみにストップひとやすみ~♪
なが餅休憩
三ツ谷一里塚
四日市 商店街の中はわりと涼しい
ここも天照大御神を祀る神社だそうです
当時の人の「もうここ参って帰ろうか?」って声が聞こえてきそう
日永の追分にとうちゃこ
ここが伊勢街道←と→東海道の分岐点となります
湧き水と伊勢神宮二の鳥居、一応くぐります
今回は関宿を周るので右に行くことになります。ただし亀山方面はネットカフェが無いらしいので、最悪マクド泊になる覚悟で進みます。
さて、ここでひとつ観光ポイントがあります。
杖衝坂(つえつきざか) 三重の名の由来となった坂
自転車で登れるか試しましたが半分でギブ。。
かのヤマトタケルノミコト(日本武尊)が「やべー、この坂やべー、二重のこの足が三重に折れたしー」と言ったのが三重の由来
その時持っていた剣を杖にして登ったので杖突坂。(ちなみに草薙の剣は忘れて伊吹山荒神討伐に出かけたので草薙の剣ではないらしい)
後に松尾芭蕉も馬で登ろうとして落馬した事を歌に詠んだそうです。
骨折して血が出た足を洗ったとされる血塚社
登り切ったごほうび、ハーゲンダッツ レモンジンジャーフロート
時間が合わず、トンテキは見送り
石薬師宿と石薬師の一里塚
ここで亀山に泊まるか、戻ってトンテキ食べてネカフェに泊まるか、選択。。戻るのはもったいないので亀山にホテル泊まっちゃおうかな、風呂に入りたいし。。うーん。
進むことにしました。
旧街道はこんな農道が続きます。不安になってたら大通りに出ました。
でもこの先は自転車で進めそうにないので迂回します。
庄野宿
宿と宿の間は2里(8km)程度のようです。ゆっくり走って宿ごとに休憩するといい感じ。
この辺で小学校低学年くらいの自転車に乗った男の子が「こんにちはー(*’▽’)」って挨拶してくれた。ああ、この辺の子供は都会みたいにスレてなくていいな。。としみじみ。
女人堤防の碑
当時、勝手に堤防を造ると重罪になるため、女性なら罪が軽いだろうという発想で女だけで治水のための堤防を造ったという女人堤防。こういう柔軟な発想はわりと好き。女たちは逆に活躍をねぎらわれ解放されたとのこと。
中富田一里塚
ここらで日が落ちてきました。夕焼け綺麗
ヤマトタケルの像
和田一里塚
亀山の町は線路をはさんで高低差がありますね
お寺も立体的
亀山宿
野村一里塚 木がでかい
亀八食堂 きちゃった♥
この店の注文とルールは予習済みです。牛バラとホルモンBそしてうどん
あと、黄色い泡ジュースは頼まなくてもどちらでもいいです。
鉄板の端で牛バラをつまみつつ、キャベツともやしがしんなりしたらホルモンと味噌も一緒になるようひたすら混ぜます。ホルモン脂が出てきたらうどんを開けにくい袋から出して投入してまた混ぜます。味噌が焦げていいニオイ。
ホテル予約しちゃいました。ネットカフェないし、野宿は蚊が多くデング熱が怖いので仕方ない。
リビングホテル亀山 5300円で朝食付き、温泉大浴場あり
2日目の走行距離は56kmでした。
明日は関宿
≪続き≫
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