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ジョージアのリーダー ハングアウトトビリシ#31

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こんにちはsiontakです。
先日、安倍総理大臣が辞意を表明しましたね。日本では久しぶりの長期政権が終わったことになるのですが他国の政治、その国のトップとは誰なのだろうというのが今週のテーマです。

ジョージアの王族

現在ジョージアは共和制の国です。ですがジョージアがソ連体制に組み込まれる前のロシア帝政時代にはまだグルジア王室は存続していました。グルジア王室はヨーロッパでも最長クラスの長い歴史を誇る王室であったそうです。ソ連崩壊後のグルジアでは立憲君主制についての議論もあったものの現在に至るまで国王を置く形はとらず、政治的には何の権力も持たずにいます。日本の天皇と似ていますが公式行事などに出ることも公務を持つこともないそうなので国として特別な地位を持っているわけではないようです。

存続している王族の家系としてはムフラニ家とグルジンスキ家に二系統があります。両家は後継争いもあって仲が良くないそうで2008年には両家の間で結婚があったもののその後離婚してしまったそうです。

なんと2016年にはムフラニ家の王子が日本を訪問しているようですね。

ジョージアの政治体制

日本には総理大臣がいて、アメリカには大統領がいますがジョージアにはその両方がいます。大統領とPrime minister(首相)です。この体制の国って世界にはほかにもたくさんありますよね。ドイツやフランス、ロシアも両方がいます。

でも両方いると言ってもどちらに政治の実権が担われているかは国によって異なるようです。ジョージアの場合はどうなのでしょう。

ジョージアでは2010年に憲法改正があり、大統領制から議院内閣制へ移行し、大統領権限は大幅に縮小されたそうです。それまでは大統領が大きな力を持っていたいけれど、内政や外交などその権限の多くは首相に移譲されたということですね。↓ツイートの中のリンク先が詳しいですがジョージアの場合、国の代表は大統領で政治の実権は首相にあるためドイツが一番近いようです。


ジョージアの大統領

ジョージアの現在の大統領はサロメ・ズラビシヴィリ。2018年の大統領選挙で国民投票により選ばれました。ジョージア初の女性大統領です。この人はジョージア人の血統ですが移民家族の元にフランスはパリに生まれました。フランスでは外務省でバリバリの外交官だったそうですが、2004年にジョージア国籍を取得してからはジョージアの外務大臣として活躍しました。


ジョージアの首相

ジョージアの現在の首相はギオルギ・ガハリア。2019年に首相に指名される前は日本でいう経産省大臣、警察庁長官、副首相などを歴任してきたそうです。1975年生まれと現在45歳と日本の総理大臣をはじめとする閣僚に較べると大変若く感じられます。


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