自作詩『しとしと』
『しとしと』
夜は深い 血は暗い 目で語らい
しとしと雨と闇となるまに
病みあがりの目にありあまるひかり
立ちのぼる先にまだ見ぬ月かげ
ちからなき時にあてのない風を
過去のない空に忘れて流して
さらさら吹き散る砂の塔
ころころ転がるかりん糖
心の消え去る彼に問う
夜は暗い血は深い目で語らい
しとしと雨と闇となるまで
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『しとしと』
夜は深い 血は暗い 目で語らい
しとしと雨と闇となるまに
病みあがりの目にありあまるひかり
立ちのぼる先にまだ見ぬ月かげ
ちからなき時にあてのない風を
過去のない空に忘れて流して
さらさら吹き散る砂の塔
ころころ転がるかりん糖
心の消え去る彼に問う
夜は暗い血は深い目で語らい
しとしと雨と闇となるまで
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