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SIONクリエーターズvol.26「踊る!さんま御殿!!」ディレクター原 彰太

今回紹介するクリエーターは、日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」をはじめ多数の特番などを担当するディレクター原 彰太。

原 写真2

ディレクター原に番組制作について直撃!

Q.ディレクターを担当する上で一番のこだわりポイントは?
あまり目立ちませんが「小道具」には、実は色々と力を入れてます。

例えば「オフィスのシーン」で内容には一切関係ないことでも、
この会社は何の会社なのか見て分かるようにする為、
電化製品を扱う会社と設定した場合、それに合うポスターを
美術さんとデザインの相談して作成したり、グルメ雑誌を読んでいて、
「海鮮丼が食べたくなった」という内容であれば、
それに合う記事を作成する為に、実際のグルメ雑誌を読み、
記者になったつもりで文章を書いたりします。

実際チラッとしか映っていなかったり、
視聴者には中々伝わらない部分だと思いますが「よりリアルな画」を
撮る為に細部までこだわっている部分です。

海鮮丼雑誌

Q.苦労した点や悩んだ点を教えて下さい
「より自然に見せる」というのが、とにかく苦労しました。

映像を面白くするのはもちろんなのですが、さんま御殿の再現V T Rは、
あくまでも日常で起こった物事を切り抜く為、
より自然な言い回しや行動をさせないといけません。
過剰な演技をつけられない中で、どう面白くするか、
今でも毎回悩み続けています。

親の話なら、自分が親になったつもりで気持ちを考え、
学生時代の話なら当時の事を思い出しながら、
シチュエーションやセリフを考えてます。

原 写真4

Q.やりがいを感じるところは?
収録でさんまさんやゲストが笑ってくれたり、共感してくれた時は
心の底から嬉しいです。

日テレのYouTubeチャンネルにも再現V T Rの動画をあげており、再生数が良かったり、コメントで「分かる!・面白い!」書いてもらえた時はモチベーションに繋がります。

Q.マル秘エピソードはありますか?
さんまさんの再現を撮る時に、さんまさん役を原口あきまささんにして頂き、とても緊張していたのですが、撮影終わりに「監督どう?オモロかった?」と言ってくれたのが忘れられないです。

再現は関係ないのですが、高校の同級生でもある「E X I L E・佐藤大樹さん」が本編のゲストに来られた時、ほんの少しですがお話ができ、
自分ももっと頑張り、また一緒に仕事が出来ればと思いました。

原 写真3

Q.映像業界にはどのような人材が必要とされていますか?
自ら行動に移せる人はテレビ業界には向いていると思います。

疑問に思ったことはすぐに調べる、
流行りのお店があるらしいから行ってみる、何でもいいので「やってみよう」と思える力はテレビ業界には必要な力なのではないかと感じました。
無茶なこともある業界だと思いますが、意外とやって見ると何とか
なったりします。

これはどの業界にも言えることなのかもしれませんが、
重要なことだと思いました。

Q.今後または将来、制作してみたい企画やコンテンツはありますか?
昔からゲームが好きで、今でも動画配信を見る時は、
ほぼゲーム実況者を見ています。
eSPORTSも今かなり熱いコンテンツになっていると思うので、
そういった制作にも携われたらなと思っております。

あと今はコンプライアンスも厳しく、難しい内容ですが…
落とし穴や爆破と言った、自分が小さい時に見て憧れていた企画にも
いつか携われたらなと思っております。

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