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SIONクリエーターズvol.25「金スマ」「ニノさん」ディレクター田邊恒平

今回紹介するクリエーターは、TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」や日本テレビ「ニノさん」をはじめ多数の特番などを担当するディレクター田邊恒平。

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ディレクター田辺に番組制作について直撃!

Q.ディレクターを担当する上で一番のこだわりポイントは?
スタジオでVTRを出した時、出演者がどんな反応をするのか?常にイメージしながら作っています。
金スマでは“ひとり農業”という企画を担当しています。
長期密着の企画という事もあり、四季の変化や、作物ができた時の感動を心がけて編集しています。

Q.やりがいを感じるところは?
OAされている時間に、よくSNSをチェックしているのですが、そこで
「このレシピ真似してみよ〜」とか「こんな野菜、知らなかった」と呟いている方を見つけると、やりがいを感じます。

Q.苦労や悩みは?
金スマひとり農業ではよく“牧歌的”という言葉が会議の中で飛び出します。
牧歌的とは素朴な風情のある様をいうのですが、それを短いVTRの中で演出するのに苦労しました。現場で起きたことや、野菜の情報、最新農業事情などを入れ込んでいるとどうしてもおざなりになってしまう牧歌的要素。しかしこの企画の根幹はその牧歌的な部分なので妥協せず風情のある風に見せるのは苦労しました。

Q.マル秘エピソードはありますか?
取材で協力してくれた農家の方に美味しい焼き芋の作り方談義をしたことが記憶に残っています。結果、その農家さんの地域でやっている“壺焼き芋”というやり方が一番美味しく焼き芋を作れるということで、今、焼き芋用の“壺”を買おうか悩んでいます。銀座に壺焼き芋専門店があるので興味がある方は是非、お試しください。

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Q.映像業界にはどのような人材が必要とされていますか?
自分が面白いと思ったものを説明できる人。
アイデア一発で番組になったり、企画になったりする昨今、自分が面白いと思ったものを説明できるようになれば今まで見たことのないオリジナルコンテンツが生まれるのでは、と思います。
最近ではADさんにも企画考案のチャンスはあるので大事な要素なのではないかと思います。

Q.今後または将来、制作してみたい企画やコンテンツはありますか?
競馬、からあげ、ポケモン、トンツカタン(人力舎の芸人&友達)など自分が好きなものの番組や企画ができたら最高です。都度都度、好きなものは増えるので何かがハマったらいいなと思います。

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