ゴールデンカムイ4期 45話「共犯」宇佐美の考察

「兵士が殺人の壁を乗り越えるのは、愛です」

宇佐美が智春くん殺したのは、きっかけさえあれば殺そうとしてたのかも知れない?

その後、第七師団へ左遷への流れがトントン拍子過ぎる。
宇佐美は、智春くんの父と篤四郎さんの間に確執があるのを知っていたのかも知れない。

宇佐美が智春くんの父を逆上させたことで、第七師団行きが早まったと見るほうが自然かと。

篤四郎さんが宇佐美に密偵頼むのも、その辺りの能力買ってたからかも。

長男として、弟妹の両親相手に上手く立ち回る能力として、して欲しいことを先回りする洞察力を身につけた。

洞察力が高過ぎる故に、一緒にいるには、ふさわしくないと苦しむことに…なのが辛い。

それぞれの『愛』

尾形は父に早く帰ってきて欲しいから。

月島はいご草ちゃんのため。

宇佐美は篤四郎さんのため。

鯉登少尉は何なんだろう。
殺人デビューはいつだろう。
作中だと鈴川編だけども。
武人として、軍人として敵は殺さねばがあるから、一般から入隊した月島や宇佐美とは違うところ。

尾形も血筋的に父を意識した時から、殺人の壁はないのだろうけども。

二階堂兄弟も父が屯田兵だから、そういう家だし。

だとしたら、勇作さんは特殊。
罪悪感とか父が絶対言いそうにない適当なこと言ってるけど、ただ単に殺した相手と家族に恨まれたり、殺しきれなかった時やり返されるのが嫌なだけかもしれない。
その辺、父がイケイケ(死語)なのに、なぜそうなったっていう、向いてないし、なりたくてなったわけじゃないボンボン2世の典型なのは確かだけれども。

鯉登少尉が腐ったのも、宇佐美、月島も教育されたわけじゃなく自発的に。
何を学習して活かすのかは個人の性格差によるっていう。

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