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復調の兆し見える川崎と今季2度目の対戦。ACL前の大事な1戦は両チームと違う勢力によって残念な場面が。 4/23 VS川崎フロンターレ

Ciao! 週明けの月曜日どうお過ごしでしょうか。
先週に引き続いて暑かったり、寒かったり不安定な気候なので皆さんもお体に気を付けてくださいね。

さて、浦和レッズは昨日の23日日曜日、等々力競技場で川崎フロンターレとの対戦に挑みました。
スターティングラインナップは札幌戦と変わらず、GKに西川。
最終ラインが右から明本、ショレ、マリウス、オギ。
中盤が敦樹と岩尾。
2列目が右から関根、小泉、大久保。
トップが慎三さんでした。
小泉が真ん中で大久保が左に張っていたので、ポジションには変更がありましたね。

前半は守備時は小泉が慎三さんと並んでプレスを掛ける4-4-2で3ラインになり、抜けられたら、戻ってブロックを作る形になってました。
そのおかげか決定機は作らせず、川崎のプレスに対してもそこまで慌てるようなところは見られなかったかなと思いました。
スコルジャさんの試合後の会見でも前半はしっかりと守備をして、焦れずにボールを保持していくプランだったそうで、それを狙い通り遂行できていたのかなといったところですね。

片や川崎は前半から熱量高いプレーで先制点への意欲が見えました。
ルヴァンカップの清水戦で6-0と大勝した勢いそのままに積極的なプレーが目に付きましたね。
とはいえ、前半は特に脅威があったわけではなかったのも事実でした。

しかし、後半の立ち上がり3分。
家長選手がねぇ。
右サイドでボールを持った時は切り返しての左を切れば問題ないというスカウティングがあったのでしょう。
マリウスが開いて対応したんですけど、緩急で縦に切り込んで右足でクロス。
これにマークについていた敦樹が後手を踏んで飛び込んだ脇坂選手に前を取られました。
キャプテンマークを付けた背番号14は胸トラップして倒れこみながら右足ボレー。
至近距離からのシュートに周作も反応できずにゴールを割られました。
正直ね。
相手が3トップの時はSBのバランスをもう少し考えないと怖いなぁと再確認。
宏樹が右にいる場合でも怖いのに、オギと明本ではバランス崩れまくりですよ。
結局、CBが開いたり中盤が対応したりするんですけど、スピードで来られたら突破されますよね。
このゴールシーンの後の21分、今度はこっちの右サイドを遠野選手にショレがぶち抜かれてクロス。
シュートブロックが間に合ったからよかったですが、決定的なシーンでした。
敦樹も岩尾も守備的なタスク。
特に後ろを向いての対応は難しいですから、そこらへんはアルヒラル戦に向けて整備してもらわないといけないかなと感じます。

そんなピンチの1分後。
トップの画像にも使わせてもらった問題のシーンですよ。
関根からのパスが密集にこぼれて慎三さんの懐に。
ボディコントロールで相手とボールの間に体を入れて反転する得意のプレーで決定機を迎えたと思った瞬間に慎三さんが倒れたんですよ。
リアルタイムでの映像では何があったかはわかりませんでした。
笛は鳴らず、川崎のクリアでプレーが切れてVTRが流れるじゃないですか。
他チームの選手を悪くは言いたくないんですけど、対応した高井選手。
下手すぎです。
完全に右足踏んでます。
あの体の角度で足出して、何がしたかったの?ってレベルです。
それと、あえて呼び捨てにします。

車屋。
何年前のこと引きずってんだよ。女々しいヤローだな。
守備ド下手くそでラフプレーばっかの上に性格最悪とか危なすぎてマジで出てこないで欲しいわ(#^ω^)

それとですね。
主審の谷本さん。
色々、他の試合での問題発言も話題になったりもしているので、若いうちからそんな態度だと後々が大変だとも思います。
プレーの後で慎三さんに蹴られてはいるけど、”イニシエイトだからノーファウル”だと言ったそうですが、アタッカーがディフェンスに意図的に体を当てて”反則を誘発する動き”がイニシエイトなんですよね?
VTRを見る限り、川崎の高井選手の体の向きでは足を出してもそもそもボールに届かないですし、慎三さんはその妨害が無ければ、左足でシュートに行く動作だったことも考えれば、ファウルを誘っているわけでないのは明らかです。
VARも含めて去年の札幌VS柏戦で同じく慎三さんが倒されたシーンを何の
糧にもしていなかったんだ、やっぱり審判ってのは自分たちの失敗を省みることがない人間の集団なんだと言わざるを得ないですよ。

そう考えると前節の札幌戦。
試合の流れが悪いと言われてもOFRで判断を下した御厨主審の勇気は素晴らしかったなと思います。
一瞬の中で判断することは難しいから導入されたビデオ判定。
だと言うのに、OFRの回数は増えているように見えません。
人間の目で見ることの限界というだけで、誰も彼らが無能だからなんて言っていないんですよ。
なのに、結局、彼らは自分達の判断だけを基準に間違ったレフェリングをしては、炎上して。
自業自得だと言うのに反省せずに被害者面。

家本さん。
申し訳ないけど、これでは審判が罵声を浴びるのは仕方が無いよ。
だって、同じ人間が同じこと繰り返してるんだもの(´-□-)=3

今回の件は誤審を認めて、公式に謝罪しないとダメだと思いますよ。

話が脱線しましたが、レッズはこの5分後に小泉に代えてリンセンを投入。
慎三さんとの2トップがとうとう解禁かと期待が高まりましたが、チャンスを掴んだのは川崎でした。
クロスボールをクリアしたセカンドボールをシミッチ選手に拾われて、左足のインスイング一閃。
周作の手をくぐり抜けたボールはポスト直撃。
やられたと思いましたが、何とか事なきをえました。
中々、選手交代で流れを変えられなかったレッズは更に80分に3枚替えで勝負に出ました。
慎三さん、関根、岩尾を下げて、安居、早川、柴戸を投入。
結果的にこの交代が的中でした。
その1分後の81分。
オギが左で持ち上がりながら、前にいる早川へ。
17歳は周囲を囲まれながら、一度コントロールを失いながらも競り合って、前を向くとその間に追い越していたオギへスルーパス。
オギはディフェンスの間に落ち着いてグラウンダーのクロスを通すと、それに合わせたのはリンセン。
右のインフロントで合わせたシュートは上福元の手をすり抜けてゴール左に飛び込みました。

中々、戦術とのフィッティングなどで結果が出なかったオランダ人アタッカーのリーグ初ゴールは本当に嬉しいものですが、起点になった17歳が本当に素晴らしい。
早川君はこの場面で確かに1回ロストしてるんですよ。
それでも諦めずに足を出し、競り合ってボールを手繰り寄せて、それと同時並行で前も向いて見せました。
歴代のレッズの生え抜きは球際が強い選手が多かった気がします。
啓太、達也、長谷部はフィフティのボールを競り合いながらキープするのが本当に上手かったですし、細貝や赤星もそう。
原口も強かったし、関根もそうですし、大久保もそれに連なる系譜だと思います。
飛びぬけて上手いわけではなくても気が付いたら前を向いて、チャンスを作り出してゴールに絡んでいる怖い選手。
早川君も先人たちのように育って行って欲しいと思います。

その後も流れはレッズでしたね。
アディショナルタイムにはオギからのクロスをエリア内で受けた明本が、終了直前には早川が自分でエリア内に切り込んでいってそれぞれシュートに持ち込みますが、決め切るには至らずドローで終了しました。

試合の総評的には不安に思っていたところもあり、そこを突かれた時間もありましたが、すぐに修正が施されて統率されていたと感じました。
リンセンのゴールも素晴らしかったですし、オギにアシストが付いたのも嬉しいですね。
早川君には継続して出場機会を与えて、更なる成長を促してほしいと思いましたし、終わってみればプラスになることが多かったのかなという試合だったと感じました。

試合後には等々力競技場のヴィジョンにACL Finalへの激励が映し出され、更にはピッチを開放してダウンをさせてくれたそうです。
嬉しい気持ちもありつつ、私としては複雑ですかね。
優しいのは良いことかもしれないです。
でも、勝負事ですよね。
川崎さんは日本のトップリーグで優勝経験があって、ACLも常連で、でも結果はサッパリですよね。
それで良いの?
海外と同じようなメンタリティを持つ必要性なんか無いですよ。
でも、あまりにも全体主義的過ぎる気がします。
レッズはJリーグに在籍していますが、日本を代表して戦うわけじゃありません。
レッズはレッズのために戦うんです。
それを見て、悔しいと思わなければいけないんじゃないですかね?
全くの善意でやってくれているだけに”川崎さん、良い人過ぎるよ”と思ってしまいました。
そして、その他の全くの無関係な日本国民にはACLは頑張れみたいな空気を出さないで欲しい。
埼スタの件で完全な被害者のレッズにワガママ言うなとか罵声を浴びせた日本全体がいざ、試合間近になって”日本の為に勝ってほしい”みたいなことを聞くだけでほっっんとうに気持ち悪いです(|| ×m×)オ、オェ・・。
全然、レッズのためにならないものの為に戦うとかあり得ないでしょ?
突出したものを許さない国民性よろしくメディアも含めて普段、あれだけ敵対心なんだから放っておいて欲しいくらいですよ。

さて、何はともあれ3度目のアルヒラルとの決勝。
とりあえず星はイーブンなので勝った方がリードです。
4月29日、過去2回と同じくキングファハド国際スタジアムで幕が上がります。
願わくば、0-0か1-1で埼玉に帰ってきて欲しい。
そして、5月6日、6万の大観衆が現状、要塞と化しているレッズゴールを更に堅く堅く閉ざすことを願ってやみません。

さて、次回はそのACL Final 1stLegのレビューを行っていきたいと思います。
ではでは、Arrivederci (´・ω・`)/~~

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