私見極まる2023シーズン前半戦査定!!FW編。

Ciao!!!
3連続投稿の最後はもちろんFW!!
最初は当然、慎三さんです(((o(*゚▽゚*)o)))

帰ってきた浦和の漢はやっぱり凄かった!!!
正直、多くは求められないと思いましたよ。
だって、もうすぐ37ですよ。37!!
去年も結構大きいケガしてますし、パートタイムで仕事してもらえれば、それで十分と思ってました。
でも、チームの船出は最悪で2節の横浜戦の後半、慎三さんが出てきてから劇的に変わったチームに申し訳なさと期待が広がりましたよね。
やはり、ボールの収まりが圧倒的に違うんですよね。
中盤まで落ちて楔を受けてくれるタイミング、絶対に取られないトラップは全く前進できない2列、3列を救いました。
正直、それに依存して楽をしている若造共に腹が立つほどに慎三さんが攻撃のスイッチになってボールを配給することで今のレッズの成績があるんですよね。
それなのにゴールが少ないとかいう愚かな意見には目が腐ってんのかと声を大にして言いたいですね。(;゚Д゚)
だったら、それ以上のバッシングを中盤に言えや!!

恐らくですが、2列目3列目が本来の仕事であるビルドアップから崩しまでをつつがなく行えれば、二桁も現実的な位の力を浦和のエースは見せてくれていて、本当に嬉しいです。

続きまして、ホセ カンテ。
ギアクマキスから始まって様々な噂が飛び交う中で来てくれたスペイン出身のアフリカンは最初に聞いてた話とは全く違う選手だったというのが印象ですね。
入る際には、どんな状況でも自分で点を取りに行くFWという話でした。
シュートレンジも広くプレーセレクションはシュートが1stチョイスのような独力突破型のストライカーだと聞いていたので、ポストに当てないと前に進めないチームに合うのか正直不安でしたし、慎三さんの負担軽減さえしてくれれば良いような気持でした。

実際にプレーを見てみると全くのいい加減な前情報だったことが分かりましたね。
スペイン出身というだけあって、柔らかなボールタッチと相手に取られないところにボールを置ける体の使い方の技術は卓越していますし、むしろ利他的とさえ言えるほどにポストワークが上手く、味方の追い越しを促すプレーが目立ちますね。
今のところリーグで1点、ルヴァンで1点なので期待値を超えた活躍かと言われれば微妙ですけど、思った以上に面白い選手が来たと思います。
明らかに慎三さんとは違うタイミングでパスが出てくるので、時には味方すら翻弄されていますけど観ていて本当に楽しいです。
後はもう数字が出てくれれば、良い所にいるのは間違いないので何とか結果に結び付けてほしいなと思いますね。

続いて、リンセン。
何ですかねぇ。
良い選手なんですよ。それは間違いないです。
スピードもあるし、守備も頑張るし、裏に飛び込む嗅覚みたいなものも感じるんですよ。
でも、全てがなんか”足りない”んですよね。
行けるかな?って思う所で抜けないし、撃て!!ってところで打っても枠に飛ばせない。
良い所に飛び込んで打ってもディフェンスに当てちゃったり、これが”持ってない”ってやつなのかなと感じてしまいますよね。
ただ、2トップで慎三さんやカンテと組んだ時はそれなりの動きを見せられていたと思うので、相手がドン引きしてくるチームの時は2トップを試して行って欲しいんですよね。
見限るのが早すぎるというか、別にバランス崩れているわけでもないし、多く時間を持つことでアジャストすることだと思うので少なくとも前半45分で終わりって言うのは止めてほしいかな。
カンテ同様、きっかけさえあればまだまだ行けるのは間違いないので、移籍の話も出ていますけど、残るのであればもう少しリンセンの良さを活かした構成にしてほしいとも思いますね。

最後に髙橋ですね。
怪我するタイミングが悪かったですね。
最初の試合で、それも前半で怪我すると監督としては中々長い時間使おうとは思わないですよ。
もちろん、高橋のせいではないんですけども。
ただ、途中交代で何試合か出てみて、左での起用は悪くないと感じましたね。
元々、作って・崩してっていうチームではないですから、時間が無い中で右の宏樹や大久保またはモーベルグがクロス上げて、カンテと高橋が中に入っていけば、それだけで相手にとって脅威になるので点にならなくてもセカンドを拾いやすくなりますし、守備も頑張る選手なので短い時間であればフルパワーで行きやすいですしね。
トップとしては未知数としか言えないですね。
如何せんやってることが特殊なので周りに活かしてもらうためにどれだけ自分も動けるか。
引いてもらって叩いてゴール前に入る。
言葉で言うのは簡単ですが、相手がいる中でやるのは本当に難しい。
J2で点を取ってきたからっていう薄い根拠を証明することが出来るか。
まずは1点。
どこかで取れればいいなと思っております。

FWの総括ですが、慎三さんへの負担が重すぎますね。
それもこれも2列目、3列目が楽しすぎなことですよね。
何で一番点の取れる選手がゴール前にいられないのかをもっと真剣に考えた方が良いですよ。
密集であってもコースはあります。
そこに入れないからバックパスか横パスしかできなくて、結局、トップの慎三さんが下りることで枚数増やしてるだけなんですよ。
そうしないとビルドアップも出来ない。
もちろんね、前半は捨てないと体力勝負になった時に勝てない位の貧弱さがいけないんですけど、これに関しては歴代の監督もいけないので選手だけを責めるわけにはいかないですけど、もっともっと走らないと。
これから夏場のつらい時期になりますが、何のための選手層なんだってことをもっと考えてほしいですね。

次にスコルジャさん。
ここまでの前半戦はとても良かったのではないかなと思います。
念願のACL制覇。
それも格上のスター軍団相手に正にミッション完遂の2試合。
それだけでなく、9位だった去年よりもさらにスカッドの質を落とした上に前半戦1試合少ない状態で4位は大成功と言ってもいいと思います。
もちろん、攻撃の仕方に関しては不満は多く寄せられていますけど、言い出したらキリがないことですし、実際の結果は十分満足いくものだったと思っています。
後半戦に入る前のこの中断でもっともっとスコルジャスタイルがレッズに浸透し、より洗練されたものになっていくことを願っています。

そして、最後にフロント。
ここは言わせてもらいます。
ジョアン アマラウがレフポズナンから加入する可能性が上がっていますけど、両足が使えて、ラストパスが出せて、ゴールも狙えるトップ下?
去年までいましたよね?
江坂っていうんですけど(#^ω^)。
その選手タダで放出して、穴埋めの補強せずに結局は移籍金払って同じような選手取るんですか?
外国人へのアプローチは本当に素早いし、目の付け所も良くて、ギアクマキスのような選手に果敢にアタックに行く姿勢は素晴らしいと思います。
思いますが、それと同じくらいの熱量を日本人にも向けてほしいんです。
ハッキリ言って、今の状況って中国の広州とか上海とかと同じだと思うんですよ。
でも、それって母体は全く成長してないで外国人の選手の力だけで勝っていく。
そこが狂ったら、勝てないっていうギャンブル要素の強いものだってもうわかっていることじゃないですか。
今年は横浜から仲川っていうトップレベルのアタッカーが東京に移籍しましたよね?
J2の有望株は多くても2人が限界で、後は自前とトップレベルの移籍の選手を集める。
本当に継続して優勝争いしていくクラブになろうというなら、それくらいの構成でなくてはならないと思います。
アマラウを獲ったとしても右利きのサイドアタッカーは必須で、何人か放出してスカッドを空けてでも獲得しなくてはいけないと思います。
左利きよりも難易度は低いはずです。
元気を獲れとか無理なことは言いません。
お願いします。<(_ _)>

さて、最後はフロントへの要望になってしまいましたが、これで私見の極みの浦和レッズ前半戦の総評とさせていただきたいと思います。

次回の決定事項は川崎戦のレビューです。
ただ、代表に敦樹が追加招集されたので、もしかしたら代表戦も観ようかなとも思います。
ではでは、また次回お遊びください。
ごきげんよう。Arrivederci(;^ω^)/~~

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