見出し画像

妄想した創造〜僕はバンドで生きていく〜

セルアウト

最近よくこのことについて考えたり、ツイキャスライブで喋ったりしている。
ちょっと誤解されたくないので先に言うと、僕はセルアウトの楽曲が嫌いなわけじゃない好きな曲もたくさんある。
最近だとAdoさんの「逆光」
ワンピース好きだし、ギターカッコいいからすこぉってなるし。
マカロニえんぴつさんの「たましいの居場所」
冒頭のギターフレーズからの歌い出しの入り方だけでめっちゃすこぉってなる。
あの楽曲の空気感を作る流れとかすんごいし、面白いなぁって心から思う。

なんで自分が好きになったか考えることで僕の音楽の見聞深まるし、他にもめちゃくちゃ沢山の人が聴いてる音楽なわけだからどういうところに人が魅力を感じているのかも興味がある。

けど、大きいものに所属する生き方は僕の音楽ではないなぁって今は思う。
もちろん今の僕らを欲しい!って言う大きい会社もないと思うけど笑←こればっかりは事実なんだいつも応援してくれている皆さんごめん。

僕は元々サラリーマンだった。
しかも海外に毎月出張行っていて結構活躍していたんよ!?毎日朝から働いて日付変わるくらいに帰る社畜だったけど…(やりたくない仕事で音楽やる時間奪われるだけで最悪だったなぁ笑)
大学の時は生物学専攻していてそれなりに頑張っていたんよ?(まあ、途中でこれじゃないなって思ってろくに通わずバイトと音楽に明け暮れていたけどお父ちゃんお母ちゃんごめん)
何が言いたいのかって言うと僕は色々な道の中からロックバンドって生き方を選んだ。
ロックバンド、音楽しか生き方がねぇって言う天才なんかじゃなかったんだ。
なんでも中途半端な器用貧乏が僕。
もしかしたらサラリーマン続けて1営業として多くのお客さんにその商品を届けてより豊かな生活を過ごしてもらえる世の中を目指すために頑張っていくなんて人生もあったかもしれない。
もしかしたら大学の研究頑張ってタンパク質のDNA系列を解析して新しい技術に役立つような基礎研究を積んでいくような人生もあったかもしれない。
もしかしたらバイトの時の塾の先生を生業にして学生の進路に少しでも力になれるように貢献する人生もあったかもしれない。
けどね、なんでもない器用貧乏でアニメと漫画が好きなだけの僕でもロック全力でやったら、自分以外の人の心に意味のある音楽ここからでも出来るのかな?って決めて飛び出したのが25歳になる歳だった。世間からみたら遅いかもしれないけどね。

そんな想像を胸に音楽作ってどうやったら良い音楽になるかな?どうやったら届くのかな?を思考し続けて今に至る。
まだまだこれからだし、いつもようやくスタートラインか!?って感じる日々だけど僕の辿ってきた道はこんな感じ。

僕が大きい何かに所属するならサラリーマンのミュージシャンじゃなくて、サラリーマンの営業として参加した方が活躍出来ると思うし、僕は今のセルアウトの音楽では才能も努力も足りないと思うのだ笑

今のセルアウトには参画出来ないと思うけど、たくさんの人に届けたいと思っているのは本当。
この日記まで読んでくれている人って恐らくデュフこんを聴いてくれている人多いと勝手に思っているんだけど、デュフこんの会場によく来てくれる人やよく聴いてくれる人と僕の胸には似たような火が灯っていると思っていて、この火を大きくしていくのがロックだと僕は考えている。

最近の僕の言い方だと曲がって伝わっちゃう可能性があるなってふと思って文章にした。
セルアウトを否定したいわけじゃないし、ましてや今の日本の音楽リスナーは音楽を分かっていないみたいなことは1ミリも思っていない。
好きなことに好きって言おうが僕の信条だしb

ただこの言葉は本当だと思っている。
「ロックは死んだ」
たしかにメジャーシーンと呼ばれる場所、セルアウトと呼ばれる場所で僕の思っているロックは聴こえないし、ないと思う。
だからこそこの時代に音楽やる人間として存在していることに感謝している。
僕みたいな人間がロックをやる理由になるからね。

上手くいくかどうかなんて100%の保障はないし、僕も分からない部分ばっかり。
だけどロックで沢山の人が楽しくて熱狂している空間を創造することを妄想している。

今日も一日頑張ろう💪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?