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遺伝子〜僕はバンドで生きていく〜

文系男子の顔をして生きている僕だが、実は理系の大学に通っていた。
まあ、色々あって進学先は間違えたなと思っているのだがそのおかげで今のメンバー達に会えて、今を生きれているから結果論としては良かったbとしておこう。
僕の専攻は生命科学だった。
高校までの科目名で言うと生物、中学までの科目名で言うと理科だ。

生物学では遺伝というものを勉強するんだけど、ロックにも遺伝子というものがあると思う。
僕が商業的なことを考えないで書く曲は、僕の脳内で勝手に生まれたものでなく、僕が浴びるように聴いてきたロックやアニメソングがくれた感動や衝動が遺伝子みたいに僕の中に存在していて、それがあるからこそ曲や歌詞が浮かんでくる。
つまりロックって言うのは繋がりであり、そうやって残っていくものなんだなってこと。

最近僕より恐らく7個くらい歳下であろう男子がすごく熱心に僕が作った音楽を聴いてくれている。
僕が認識したリスナーさんで、こんなに歳が下で同性のリスナーさんはいなかったからすごく新鮮だし、
同時になんか自分の夢が一つ叶った気がした。
僕から一方的に言ってしまって恐縮だけど、あんなに歌詞のこと考察してくれたりライブに来てくれるともう彼の遺伝子の一部に間違いなく僕は入ってしまったのだ笑
つまりどう言う形や解釈かは分からないけど、僕のロックは新しい世代に繋がったような気がした。
そして嬉しいことに彼も音楽をやっているみたい。
そして音楽を作っている。
彼がその音楽を出していく中で、彼の音楽に感動する子がいてまたその子の遺伝子に彼の音楽が入っていく。
そうやってロックは続いていく。
世の音楽チャートからロックが消えようが、全然ロックじゃない人たちがロックを自称して世に出ていこうが、ロックは続いていく。
大袈裟かもしれないし、勘違いかもしれないけど、僕もロックの歴史の一部になれた気分だ。

ロックを辞めたくなる夜が二十代前半めちゃくちゃあったけど辞めなくてよかったな。
もちろんまだ辞める気はない。
最近はロックを辞めたくなることはなくて、気が済むまでやろうと思っている。
今新しい曲を作っているんだけど、今聴いてくれている人達の細胞を沸騰させるくらい熱い曲と、恐らく混乱しそうなくらい今までの僕とは違う曲の2曲を書いている。
期待していて欲しい。
年齢も性別も関係ないくらいあっつあつになっちゃう曲達です。

僕はいつか大舞台で熱狂した空間を作れる気がしているのだけど、世の中がそう思っているかはまた別の話だから100%の話ではない笑
だけど、僕はそんな勘違いを信じているよ。
だから安心して聴いていて欲しい。
安心してライブを観ていて欲しい。

某男子のツイートを見ていたら恐らくデュフこんのことだと僕は思い込んでいるんだけど、お気に入りのバンドのTシャツを着て学校に行ったら気になっている女の子にイジられたらしい。
青い春、最高だb
そんな時はちょっと頬を赤くしながら言ってやろうぜ
「イジらないで」

男の子はいつまでも恋してないと、女の子のこと気になってないとb
あ、ごめん
ジェンダー的には女の子だけじゃなくていいよb
同性だろうがなんだろうが好きな人のこと気になってないとねb

僕も未だに落ち込んだり、ウカれたりしてるよb
そうじゃないとあんな2ndアルバム書けないからねb

願わくば、某男子の恋が成就することを願って
僕は今電車に揺られている。

明日は新曲合わせのスタジオだ
どんな音楽が出来上がるか僕も楽しみだ。

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