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LIVE 〜僕はバンドで生きていく〜

2月はLIVEがなかった。
3月は2本もある。
どんな時間を、どんな空間を作るのかにひたすら胸を躍らせている。
分かりやすい言葉で言うなら「楽しみ」という言葉だ。
3/14は渋谷Lamamaでなんちゃらアイドルの企画に、3/28は池袋Adamのブッキングに出る。
あんなに平日LIVEをしなかった僕らが、今月は平日にしかLIVEをしない。
僕らも変わって来てるんだなってふと思ったよ。
平日にアウェイの中闘う僕らぜひ観にきてよ。
土日や企画では観れない内容になるからさ。
また新しい出会いがあるかもしれないし、一皮剥ける良い機会になるかもしれない。
僕らはそう言うワクワクを探して、こういう機会を作ってるんだ。
僕らのLIVEを観てくれている方々は土日の方が来やすいのは承知なんだけど、もっともっとこの炎を大きくしていきたいから3月は挑戦するよ。
一緒に楽しまない?

宣伝から入った久々の日記。
おい、シオよ
お前も資本主義の豚になっちまったのかい?って思われてしまったかもしれない。
だからここからはちょっと尖り気味のことを書こうと思っている。
SNS嫌いの僕ですが、世間のことや人間のことを知りたくて最近SNSを時間があるときに観るようにしている。
そしてなんかいいなと思ったら、「いいね」を押してるんだ。
もしかしたらあなたのツイートにも押しているかもしれない。
そんな時見かけたのだが、「ライブに来れない」って言わないで欲しいというアイドルみたいな人の呟きだ。
どういうこと?って気になり、色々タップして見てみたらせっかく準備したものを見てもらえないのは悲しいみたいな話だった。
僕にはちょっとよく分からなかった。
観てもらえて嬉しい。とは思うけど、観てもらえなくて悲しいと思ったことはない。
届かない演奏、観るに値しない演奏だったと悔しい気持ちになったことはあるけどね。
それに行けないけど応援してますって普通にSNSで書いてくれることは結果的に宣伝になるんだから普通にありがたくないか?
と思ったのだ。
僕は意外とそこはシビアで人を応援するってお金か労力(時間)でしか表現出来ないと思ってるんだ。
だから僕のやっていることに対して、そのどちらも使ってない人のことは応援してくれていると思っていない。
口だけの「がんばれ」や内心だけの「がんばれ」は好きくないんだ。
そして僕のことを今応援してくれている人ってどちらかやってくれていると思うんだ。
本当にありがとうね。
ロックのMVのコメントも嬉しかった。
前の日記を読んでくれてわざわざコメント書いてくれている人もいるよね、この感動を言葉にしたくないって言いながらリンクをツイートしてくれたりした人もいたよね。
あのYouTubeでのMVはまだ広告費使ってないんだ。
だから僕らの妄想力とパッションにあなたからの愛が加わって今の数字や動画のページになっている。
世間から観たら小さい数字だろうけど、今の僕らのリアルかつ、すごく意味のある数字なんだよ。
ちょっと脱線したけど、LIVE来れないから悲しいってよく分からないって話。
相手の立場をそんなに知らないからなんだけど、金欲しいだけじゃね?って感じたんだ。
似たような路線で攻めるけど、アーティストって言葉がここ20年くらいかけて軽い言葉になったと思っている。
アーティストって表現者って意味なんだよ。
誰かに作られた舞台や空間に上がるのって役者だと僕は思ってて、アーティストとは全然違うんだよね。
僕は何が言いたいのかって言うと、昨今役者みたいな歌ったり演奏したりする人がアーティストって呼ばれて、そう言う人を周りがアーティストだって甘やかして、自己顕示欲だったり金を稼ぐことへの感覚がバグってる人多いなって。
そういう人達の存在、在り方を否定する気はないんだけどさ、アーティストって呼ばれていることにモヤモヤしてるんだ。
何も表現してないじゃんって思う。
誰かの作った枠の中で顔を担当しているだけじゃん。
ましてやそういう人達がロックバンドを名乗ることは内心イラッとしてしまう。
ロックって言葉を軽薄に使わないでくれよって。
表現もロックも孤独に向き合うものじゃん。
軽薄な「分かる」って言葉で繋がれるような人達、安易な共感で感動しちゃうような人達とは同じにされたくないなって改めて思ったんだよね。

最近「音楽」と「ロック、表現」って言葉を自分の中で明確に分断したんだ。
今の世の中におけるミュージシャンって言葉は僕に合わないと思った。
音楽楽しいからやってるんじゃなくて、真剣にロックに生きようとして、真剣に表現したいことがあって、その手段として音楽やバンドというものを選ばせてもらって、愛するメンバー達と命を燃やしながら創作に打ち込み、空間を作った結果が楽しいに繋がるだけで、音楽自体を楽しいと思っているわけではない。
めんどくさい人間で申し訳ないんだけど、これってこれって結構大事な話だと思ったんだよ。

僕はあなたのニーズに音楽を通じて応えることは多分出来ないけど、このめんどくさい性格を武器にロックというものに心血を注ぎ続ける。
めっちゃわがままなんだけど、そこにあなたの心を揺らす何かが有れば、お金や時間を使ってくださいって話でした。

最後になるべく誤解がないように付け足す。
この日記は誰かの人格を否定したりするようなものではないです。
あと、僕は役者というものに命を燃やしている人のことは心からリスペクトしている。
最近舞台も観に行くようになってきたんだけど、役者さんの舞台での演技に泣かされたりもして、すごく刺激をもらっている。
ロックとは違うなって思っているだけで、そこに上下をつけたり、バカにしたりなんてことは一切ない。

そんなぼやき。

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