バンドマン【オヤスミの前にvol.109】

僕がずっとずっと勘違いをしていたことに昨日は気づきました。
バンドマンってずっとどうにかしてなる物だとずっとずっと思っていたんです。

だから、ずっと齧り付くように楽器弾いて歌って曲と言葉と向き合って、いつか自分のロックを世の中に認めさせてやる！みたいな浅はかな思いをどこかに持ち合わせてバンドをしていた部分が少しあったように感じる。（もちろんデュフこん以前の活動の頃から）
けど、昨日のステージを終えて気付いた。
バンドマンってさせてもらう物なんだって、僕が書いてくれる曲を良いって言って一緒にしてくれるメンバーがいて、その活動を良いって言って応援してくれるPurple Impactやろくよるがあって、そしてそこから生まれたライブや音源を良いって言ってくれる皆様がいる。
僕は何もしていない。

僕はバンドマンをさせてもらっているんだな。
そんなある種簡単なことに気づくのに、10年近くもかかってしまいました。
やっぱり僕はカッコ悪いな。

改めて感謝の大きな気持ちが生まれました。
ここ2年間は本当に人に助けてもらって、助けてもらってなんとか生き延びることが出来たので
「ありがとうございます。」しかなかったのですが、その「ありがとうございます。」がより奥行きをもってより強くなったような感覚です。

ずっと夢だったバンドマンでいるってこと。
今一歩ずつ叶っています。
人から見たら小さな一歩かもしれないけど、僕にとってはかけがえのない一歩。

夢を見させてくれて本当にありがとうございます。
せっかく見させてもらってる夢、せっかく頂いた時間なので、心から楽しみながら過ごさせてもらおうと思います。

I am a バンドマン。
【本日のベストソング】
なんか今日は/The birthday