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ラブソング【僕はバンドで生きていく】

久しぶりに日記としてノートを書く。
みんな元気していた?

X見ないで、ノートだけチェックしてくれている人っているのかしら?
そんなことはどうでもいいか。

日記を最近書かなかった理由は迷いがありすぎて、自分が分からなくなっちゃって、長文が書けなかったからなんだ。
何度か書こうと思ったんだけど、途中で止まってしまって下書きばかりが溜まっていく日々。
今日は筆が止まらないことを願って文章を打っています。

前身バンドで昨年「好きです。」ってアルバムを出させてもらった。
今も聴いてくれている人いるかしら?
楽曲制作は一昨年やっていたんだけど、当時の僕が精一杯作ったラブソング達が詰まった素晴らしいアルバムなんだ。
リリース前後の僕たちのライブでの「君に逢えるまで」「恋をさせて」「君がおばさんになっても」の破壊力はとんでもなかったと思う。

僕だって生きているからさ、生きていると色々なことがあるんだよ。
あまり詳しくは言いたいんだけど、新しい恋もしたし、僕が愛せなくなってひどい終わり方もしたり、自分のことが嫌いになるようなこともあった。
そうすると「君がおばさんになっても」って曲なんかどんな風に歌えばいいのか分からなくなったんだ。
この曲を書こうと思った時の恋を思い出して歌えばいいと思ったんだけど、思い出は風化していくばかり。
あんなに好きじゃなくなることが想像出来なかったのになんならちょっとムカついてしまうようになっていた。
結局その頃に書いた楽曲達は歌えなくなってしまうことで、僕は人をちゃんと愛せない人間なんじゃないかって思い込みはじめてしまったんだ。
そう思うことで逃げ出したかったんだろうね。
だからもうラブソングはもう書かないって一度決めたんだ。
決める前に最後に書いたので今世に出している曲は「Oh!My God!!」。

書かないって決めたもののなんだかモヤモヤしていた時に、仲の良い後輩くんが僕を連れ出してくれた。
その時に一緒に大洗の海を見に行ったんだ。
「なんか浮かびましたか?」って彼が聴いてくれた。
「浮かんだよ。帰ったら絶対音楽にするよ」
帰ってからギターを手に取って音楽を作る。
そこで作ったのが「センセイノウタ」。
27歳になっても生きてしまった僕はどこで終われるのかセンセイに教えてもらいたかった。
そして「ずっと好き」なんて嘘ばっかり吐いていた自分を殴りたくて作ったんだ。
「永遠僕は嘘を吐いたすれ違った人を愛して」
それなのにまた僕は「愛して」なんて言葉を使ってしまう。
もう愛せないのに。ラブソングなんて歌いたくないのに。
けど代わりに入る言葉もなくて、良い曲だと思ったからメンバーに送って今日ライブでも歌っている。

そして今年6月にワンマンで100人ライブ成功
嬉しかった。
それなのになんかモヤっとしたんだ。
あんなに歌い切ったのにモヤっとした。
このままじゃ武道館どころか、いつかバンドマンとして生きられなくなる気がして、自分を見つめ直し続けながら曲を書いていた。

そして今回の日記を書くきっかけになった天気が訪れたんだ。
とある場所で出会ったお姉さんと同年代男子と3人で深い話をする機会があった時に、シオ君って愛が深い人なんだねって言われた。
びっくりしたんだ。
人を愛し切れない僕なのに、性別問わずたくさんの人を傷つけて、酷いことをたくさんしている僕のことをそんな風に思うなんて。
この人は頭がおかしいのかと思った。
そしたら同年代の男子も同意してくれたんだ。
最初僕は否定しようとしたんだけど、2人とも全然引いてくれなくて、5分くらいで僕は受け止めることにしたんだ。
その帰り道不思議と涙が出てきた。
自分が目を背けていたものに気づいちゃったんだ。
「僕は人をちゃんと愛したい」って言うことと、「人から愛されるのが怖い」ってことに。
愛されることが怖いから1人で生きれるようにいつも防衛線を張って逃げていたんだ。
そして愛することでもう傷つきたくなくて逃げただけなんだよ。
ロックと向き合えば逃げ切れるかと思ったんだけど、現実として僕は愛を考えている人間で、ラブソングを書かないって決めてもどこかワンセクションで必ず愛が絡んでしまう。
そんな自分を騙し続けていることにふと気づいたからモヤっとしたんだ。
そして歌を聴いてくれているあなたや、僕の発信を見てくれるあなたにも嘘を吐いてしまっていたんだ。
自分を曝け出すとかあんなに豪語していたのに本当にごめんなさい。

この現実を真っ直ぐ受け止めた上で決めた。
ラブソング僕書くよ。
ロックはやっぱりLOVE &PEACEだからね。
無視できないんだよ。
そして僕も自分自身の愛とか恋から逃げないよ。
僕が隣にいることを許してくれる人に逢えるまで、何度でも恋に落ちて、愛してみようと思う。
流石にリアルタイム実況は僕のプライバシーがなくなりすぎゃちゃうから出来ないけど、その都度の想いを自分の中で整理して、ラブソングを作っていこうと思う。

大きな失恋があるとまたアルバムを作ったりもしてしまうちょっと気持ち悪い冴えない男子かもしれないけど、これが僕の青春革命。
愛から逃げないよ。

あなたも愛と向き合いたいなら性別も年齢も関係なく「宙を走る六等星」ってバンドは最高のバンドなんで是非最後まで追っかけてくれ。
僕とあなたで世の中を愛で満たしてやろう。
ちょっとワクワクしてくるね。

ここまで読んでくれたあなたの愛を受け止めて、ロックを鳴らしていくね。

ありがとうb

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