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宙を走る六等星 〜僕はバンドで生きていく〜

この日記を公開しているのは2022年12月18日の僕らの主催LIVEがおわったあと。
書いているのは11月16日のお昼。
1ヶ月後に公開するものを書くっていうのはなんか不思議だ。
メディアではない個人の日記なのにね笑
だけど新鮮さを閉じ込めたいから今日書くよ。
そしてこれを書き終わったらお世話になっている方々へLINEとメールを送ろうと思う。
公開出来ないから知る順番は逆になっちゃうんだけどこの日記を読んでいる人達へ先に伝えたい想いもどこかにあるから、これを書いてからお世話になっている人達へのLINEを送るのは僕なりのワガママな誠意だ。

決まったのは11/15の夜。
本当は4人で揃って話したかったんだけど、僕らは好きなことを好きにやる生活を送る4人だから意外と4人のスケジュールってバンド関係で会う時しか合わないんだ笑
だから僕は順番に3人と話していく形で最終決定をすることにした。
話した順番はかにー、とっしー、ちゅーる
別に深い意味はない順番で偶然そうなっただけ。
バンド名を変えた方がいいんじゃないか?って話は2022年の頭に実は出ていた。
本当に僕らの問題なんだけど名前に愛着とかないわけじゃないんだ、ただ名前を決めたやつはもう辞めてしまっている。
しかも正直に良い辞め方ではなかったと思うしね。
どんなに綺麗にしようとしたって綺麗にならない話だと思っている内容だ。
その中でも色々悩んだ中でちゅーると2人でバンド続けることにして、悩んで悩んで歩いている途中でかにーととっしーと出会ってそこから悩みながらもバンドって良いなって心から思いながら歩きはじめた。
かにーもとっしーもバンド経験者じゃないからどうなるんだろう?って不安もあったけど、一年経ったくらいで僕ら4人でのロックが見えてきた。
そこで一度話したんだ。
僕らのこれからはこの名前でいいのかな?って、そこで話し合いは一度熱を帯び過ぎて収集が付かない状態だった。
そのあと決めた1年間「デュフフ★こんぱにおん」を名乗ってステージに立って各々が考えて結論を出そうって。
そして結論を出したのが11月だ。
愛着を持ってデュフこんを聴いたり、観てくれたりしてくれていた人には悲しい話だと思う。
実際この話し合いの中でとっしーは泣いていた。
それでも僕達は4人で決めた。
そしてこれは悲しい話じゃないんだ。
麦わらの一味がゴーイングメリー号から、サウザンドサニー号に船を変えたみたいな話。
デュフフ★こんぱにおんは本当に一生懸命ここまで来たんだ。
最初は前リーダーがアニソンを流田プロジェクトみたいにチェックシャツ着てやろーぜ!って言ったところからはじまって、そこからなんかニコニコ超会議とかに出ちゃって色々変わっていったんだ。
そしたらずっと舵を取っていたやつが前ぶれもなく飛び降りて急に船を降りるもんだから。
目の前の岩に座礁しちゃって、竜骨にヒビ入って乗っていた乗船員2人もボロボロになっちゃってさ。
そこから突貫工事でなんとか海に戻って、いつ壊れてもおかしくない状態で迷いながら進んでメンバーが増えてさ。
悲しいことも嬉しいこともいっぱいありすぎて5年っていう時間におさまっているとは思えない思い出がぎっしり詰まっている。
僕達はもうちょっとこの海の先、荒れ狂う波の向こうを観に行きたいからここでお別れしようと決断をした。

バンド名を決める時僕はリーダーとしてきめごとを作った。
想いをメンバーに伝えて、メンバーに言葉を出してもらってそれを最後まとめさせてもらって誰も嫌だなとか違うなって思う名前が出てきたらそれに決めようって。
好きをそれぞれ大事にする僕らだから全員の100点を統合するのは絶対無理だと思ったからね。
マイナーチェンジも入れたら100近い名前候補をなんだかんだ出したんじゃないかって思う。
全部話すと長過ぎるからコアな部分だけ書かせてもらうね。
ベースはとっしーが出した
「一番明るい六等星」という言葉。
僕らって天体に例えたら六等星だと思うって、光ってはいるんだけど目に見えるかどうかギリギリ過ぎて一等星、二等星に目がいっちゃって中々気づかれない。
だけどたしかに光っている。
そしてそれこそが一等星や二等星より本当の意味で明るいんじゃないか?って。
素敵だ。って思った。
そこでかにーの意見。
なんか優しすぎるというか丸すぎる感じがあるもっと心の奥に尖りがあるような部分がある僕達だからもっと尖りが欲しい。
ちゅーるの意見
なんか爽やかというかカッコいいんだよね。
なんか俺は照れちゃう。
ちゅーるらしくて好きだなぁ。
そこら辺を統合すると泥臭さが欲しいんだよね。
僕らは決してスマートじゃないからさ。
がむしゃらに突き進んでいく感じ。
そこから一晩考え明かして、寝落ちして考えてみんなの腑に落ちた名前が
「宙を走る六等星」
そらをはしるろくとうせいって読むよ。
例え光っても見えない六等星でも走って流れ星になればなんか綺麗だなって誰かの目に止まるだろって意味だ。
宙っていうのは世の中をイメージして、六等星が僕達だ。
そして「デュフフ★こんぱにおん」の★を星として持っていくことにした。

伝わるか分からないけど、この4人でやっていくことはある種変わらない。
チェックシャツも着たまんま、4人の好きを大事にしてきる人間が、4人のヲタクがまっすぐにロックをやっていく。
ある種それだけの話だ。
そしてこれはお願いだ。
変わらず僕らと一緒にこの荒波の向こうの景色も観に来てくれたら嬉しい。
それだけは安っぽいけど言葉で書いておくね。

というわけで今日から「宙を走る六等星」として、この道を突き進んでいくよ。
100人ワンマン、ちゅるかにとしの生誕祭、東名阪ツアー ライブでの挑戦はこの3つ。
そしてシングル2枚出すよ。

長い文章を読んでくれてありがとう。
これからも変わらず観てもらえたら嬉しいよ。

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