「スルメ曲」という概念
日中、作業しながら、珍しく音楽をかけていたのだが(作業中はラジオをかけることが多い)、ついつい何回もおかわりしてしまった曲がある。
それは、秋元康作曲(‼︎)キャンジャニ∞(関ジャニ∞の妹分)の「ないわぁ〜フォーリンラブ」である。
正直、ライブで聴いたときは「ダンスがすごい」くらいの感想しかなかったのだが(おい)、聴いていくうちになんか耳に残って、5回連続くらい聴いてしまった。
この曲周辺のそれは言いたいことが山ほどあるので、それはまた別の機会にする(私の推しは横子である。「色白なのはアナタ色に染まりたいから」な横子まじ、最強センター…)
のだが、今回は、ゆるっと「スルメ曲」について書きたくなったので、ゆるゆると書くことにする。
そもそも、「スルメ曲」って?という方のためにまずは定義をば。
まぁ、要は、「第一印象はそんな心が動かなかったけれど、聴いていくうちに中毒になっちゃうような曲」みたいなことである。
今はサブスクで聴く人も多いだろうから、音楽が"アルバム"という単位ではなく、"曲"という単位で消費されることが多いだろう。良い曲は、時代や世代の垣根を超えて聴かれる場面も増えたかもしれない。
それゆえ、「スルメ曲」に出会う確率が下がっているんだろうなぁ……とふと思った。
よっぽど好きなアーティスト以外、「アルバム」とかそういう単位で聴くことってほぼ無さそうだし。
淘汰されて、曲自体の水準は高くなっているであろう一方で、それは少し寂しいなとも思った。
…というわけで(?!)、私にとってのスルメ曲を何曲か紹介してみようと思います。
と言っても、音楽好きというわけでないので、そんなマニアックな曲やアーティストは出ません。ご了承ください。
BUMP OF CHICKEN「魔法の料理」
私が生き続けられたのはBUMP OF CHICKENと、その楽曲のおかげみたいなところがかなりあり、基本的に初手から私の心臓を抉り取ってくる感覚のある曲ばかりなので、あまり、スルメ曲っていう概念では測れる曲はないのだけど(愛激重)、この曲は"時間"という魔法によってより染みるようになった曲です。
高校生の私にはピンとこなかった歌詞が、年齢を経てピンときてしまったのが、少し寂しくもあり、だからこそ、やっぱり聴きたくなる曲でもあり…というのがこの曲の良さだと思います。私から私へ、の応援歌でもあるところも好き。
藤井風「罪の香り」
藤井風くんの憂いを帯びた声はセクシーだなと思うのだけれど、それが存分に生かされた曲。
この曲のメロディーラインの感じ好きだけど、いまいち地味かな〜って思ったのが第一印象だったんだけど、何回聴いても飽きないし、なんならドンドン好きになっちゃう。昭和歌謡ぽさも私が好きな理由のひとつです。
Creepy Nuts×菅田将暉「サントラ」
Creepy Nutsは、小説家朝井リョウさん経由で知り、「たりないふたり」に衝撃を受け、一時期浴びるほど聴いていたのだけれど、なんか、とりおり無性に聴いてしまいたくなるのが、この曲。歌詞もポジティブでなんか元気が出るっていうのもあるんだけど、なんか、耳に残る感じのメロディーがいい。ポップなんだけど、ちょっと寂しさがあるし、でも元気が出るし、って感じなのが良い。
フラワーカンパニーズ「深夜高速」
私が大好きだったアイドルが、好きだ、と聴いて、聞いた曲。1回目は、私のわりと好きな雰囲気だなぁ〜くらいの軽い印象だったのだけれど。何度も聴いているうちに大好きな曲になった。
「生きていてよかった、生きていてよかった、生きていてよかった、そんな夜を探してる」
今のわたしに、刺さりすぎる。とっても、探してます……。
嵐「復活LOVE」
(無料動画なし)
あのね…、まぁこのタイトルとかそういう意味性は置いておきますが、この曲、シンプルに染みるのよ…。山下達郎、恐るべし……。初見で聴いた時、
「肝入りの割に……」とか思っちゃってごめん!!!ってくらい、色気のある曲。身体に染みる名曲です。
キリンジ「エイリアンズ」
「この曲をスルメだなんて…!」って言われるかもしれない名曲。物悲しさがやっぱり沁みる。浸透圧半端ない楽曲。他動画ですが、杏さんがカバーしているのもめちゃくちゃ良いです。
星野源「さらしもの」
星野源さんの曲、何曲かすごく好きな曲があるんだけど、そのうちの1曲。なんかね、すっごくクセになるの。私は「寂しさ」が出ている曲が好きなのかもしれない。とここまで書いて思った。そして、関係ないけど、妻が新垣結衣様は徳を積みすぎている。私も帰ったら新垣結衣様に「おかえり」って言われたいし、言いたい。←
…って書いてるうちに、そこそこの文量になった笑
なんならまだまだ書けるけど、とりあえず、今日はこんなくらい。良かったら、皆様の「スルメ曲」教えてください〜!!!
ではでは、また明日。
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