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第1回「どうする桶狭間」【大河初心者&松本潤オタクのどうする家康感想日記】

本日2023年1月8日、大河ドラマ「どうする家康」の初回がスタート。
放送前からスペシャル番組が満載すぎて、「大河ドラマっていつもこんなに供給があるの?」「みんなが知る家康だからなの?」「主演が松本潤だから?」と供給の多さに大感謝しつつも驚きを隠せない、三十路の嵐松本潤のオタクです。

大河ドラマをしっかり見るのはこれが初めてになるので、推しである松本潤さんの大河をより楽しむために感想日記をつけることにしました。


友人が岡田准一さんのオタクだったので、岡田くんが大河主演時、1年間非常に盛り上がりながらその勇姿をTwitterで呟いていたのを傍目で見て、「めちゃくちゃ楽しそうやん…!」と思っていたところでございまして。
私もそれを体感できるのはこの上ない贅沢であり、オタク冥利に尽きるその感動を、限界オタクとして記録していこうと思った次第です。笑



…そもそもこのドラマの知らせを受けたのは、嵐活動休止の翌年。演じるのは天下の徳川家康、しかも脚本は古沢良太さんというから驚きも大きかった。
家康は恰幅が良く、狸親父なイメージも強く、想像がつかなかったけれど「今までに見たことない家康を」ということでキャスティングされた華やかな家康に戸惑いつつも、期待を膨らませまくった私がいました。

松本潤×古沢良太の私的最強タッグで、大河ドラマが観られなかったら一生見ることもないかもと思うくらいの熱量で、ワイワイ言ってました。笑
大河ドラマ好きの祖母や友達が居て、気になっていたものの観られていなかったので、これは好機とワクワクを募らせていた次第です。

ただ、悲しいかな歴史に疎いので、考察というよりはただのオタクの感想を連ねることになると思います。

幸いにも、私の生まれ住む場所近くが物語の舞台でもあるので、時折聖地なども巡りながら、1年楽しんでいければと思っております。

というわけで、感想を好き勝手につらつらと書いていきます。


第1話あらすじ

初回のあらすじは以下の通り。

武士が激しい領土争いを繰り広げていた戦国時代。尊敬する今川義元(野村萬斎)のもとで、人質ながらも楽しい生活を送っていた松平元康、のちの徳川家康(松本潤)は、心優しい姫・瀬名(有村架純)と恋に落ちる。このまま幸せな日々が続くと信じていたある日、織田信長(岡田准一)が領地に攻め込み、元康は重要なミッションを任される。命からがら任務を果たしたものの、戦場のど真ん中でまさかの知らせが! どうする元康!?
どうする家康公式HPより

場面は、逃げ回る家康から始まる。どんと構えた家康とは違った家康の像を最初で見せてくるわけである。

そして、その後流れる家紋で構成されるシンプルかつスタイリッシュなオプニング。軽やかでワクワク感を感じさせられました。シンプルに楽しみを増強させられる感じ。

思うところとしては、松重さんの安定感たるや。松重さんが出ることで画面が締まるというか、大河の重厚感というか説得力がハンパないなと。「画面の説得力が出せる俳優って貴重だな…」と改めて思いましたね。

あと、印象的だったのは、有村架純ちゃんのそこはかとない純真さ。史実だと「悪女」として描かれる瀬名を、古沢さんは「純真爛漫で家康のよき理解者」として描いているとのこと。
正直、有村架純ちゃんが瀬名役と見た時、「潤くんとの共演作を見ているからか、夫婦役っていうよりは兄妹にしか見えないかもなあ」なんて思っていたのですが、有村架純ちゃんの穏やかで可愛らしいイノセントな演技が素晴らしすぎて、「この夫婦、推せる…」って確信しましたわ。(違う)

瀬名との関係性を描く中で、家康の純真さと臆病な性格、田舎のいいところの子感というかそういうものが出ていた。瀬名の柔らかさがこのドラマの重さを軽くしてくれているような気がした。合戦との強弱を色濃くするような。

そして、瀬名を有村架純ちゃんが演じることで、潤くんの幼さというか子どもらしさみたいなものが引き出されていてとても良かった。有村架純ちゃんの演技の成せる技なのだと感激しておりました。

正直、随所に挟まれた散りばめられた「瀬名との淡い初恋」のようなラブコメがあったことで、壮大すぎて大河に入り込めるかなと身構えていた私の心のハードルが大いに下がった部分は大いにあった。

随所に散りばめられた古沢さんらしいコメディ的な要素も含まれていると思ったのも瀬名のシーンが多かったし。特にクスッときたのは、自分の地元である三河から戻ってきた家康と瀬名の対話シーン。こういう軽やかさは古沢さん得意そう。

家康「ものすごい重い荷を背負わされましてな」
瀬名「岩とか、大木とか?」
家康「……国でござる。」
瀬名「…………重そう。」

正直、なんだか物足りないかもなぁ…と思った30分を超えたあたりで、かの有名な「桶狭間の戦い」ゾーン。場面の強弱がいい感じ。
野村萬斎さんの狂言は流石の名人芸で、ぐっと雰囲気が引き締まっていた。今川義元の強い格好良い武将感すごかった。

あとはドラマで言うと、潤くんの表情の使い方はすごくいいなと思った。
1時間のうちで成長が顔の表情によって感じられるのは、潤くんの中で家康というものがしっかり解釈できているからかなとも思った。現場でもいろいろな人に意見を求めながら、役作りをしているという潤くんの努力の痕を感じた。15歳のショタ潤、最高においし…かわいかった!!!

でも、正直、一番印象に残ったのは、岡田准一の織田信長。登場シーンが長かったわけじゃないのにカッコ良すぎた。「圧倒的存在感」みたいなものを纏ってた。マジで強そう。(物理)

「待ってろよ竹千代…俺の白うさぎ…」って、子猫ちゃん?!みたいなそれですか?!(盛大に笑顔になる困惑)

番組前の対談でも潤くんが語っていたけれど、織田信長と徳川家康の関係と同じ事務所である岡田くんと潤くんの関係性も似ていて、圧倒的な存在感のある信長を岡田くんにやってもらえるのは嬉しい、というような話をしたのだけれど。「それゆけ信長」でも始まったんか?ってくらい(タイトルがダサすぎるのは大目に見て)

圧倒的経験値を見せつけられるシーンで、大河主演経験者の圧みたいなものを感じましたね、ええ。そういうオーラみたいなものを身につけていく家康が見られると思うとこれからが楽しみです…!

あと絶対言っておきたいのは、子どもの頃の家康のおままごとシンは完全にミッキーのモノマネをする松本潤だったことだけは書いておこうと思います。あれはやってんなwww


とまあ、大河初心者の第一話の感想はこんなものである。「面白そうでもあるけど、どう転ぶかは分かんないなあ」が一話の正直な感想です。笑

私がイメージしていた「大河らしくない大河」だったので(実際はどうか分からないけれど)、いい意味での軽やかさを持ちながら最後まで突っ走ってくれたらなと思います。早くも来週が楽しみです❕
週一のご褒美をありがとう。

そんなこんなで、来週へ続く。

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