【シネマで社会勉強】No.13番外編~『ホテル・ムンバイ』ヒット! タイトルに「ホテル」がつく映画5選。
今回は社会勉強もいったんお休みです。番外編でただいまヒット中の映画『ホテル・ムンバイ』にあやかり、タイトルに「ホテル」がつく映画を5本、ピックアップします。
①『ホテル・ルワンダ』
テロリストに襲われたホテルで従業員たちが一丸となって戦う『ホテル・ムンバイ』という映画からまず連想したのは2004年制作の『ホテル・ルワンダ』です。
やはり実話をベースに、ルワンダ虐殺下の難民を受け入れたホテルを描いた感動作。人々が必死にサバイバルする姿を、『ホテル・ムンバイ』と見比べてみてはいかがでしょうか。
②『グランド・ホテル』
ひとつの舞台でべつべつの物語が同時進行するタイプの物語は『グランド・ホテル形式』と呼ばれています。
この言葉のもとになったのが1932年の映画『グランド・ホテル』。モノクロの映像でもはや古典作品です。
ベルリンのホテルのさまざまな人間模様を描き、アカデミー賞を受賞しました。
③『有頂天ホテル』
日本でこのグランド・ホテル形式を取り入れたのが三谷幸喜監督のコメディ『有頂天ホテル』です。
三谷監督はもともと演劇畑出身のせいか、限定された舞台で話が展開していく「シチュエーション・コメディ」を得意としています。
『有頂天ホテル』でもひとつのホテルの中でさまざまな物語が同時進行、最後にどう収束していくのかドキドキものでした。
④『チェルシーホテル』
『ホテル・ムンバイ』も『ホテル・ルワンダ』も物語に実在のホテルが登場しますが、この映画に出てくるチェルシー・ホテルも米国ニューヨークに実在します。
伝説的なアーティストやロック・ミュージシャンたちが宿泊していたことで有名なホテルを舞台に成功を夢見る若者たちを描いた作品が、イーサン・ホーク監督、ユマ・サーマン主演の『チェルシーホテル』。
なお同じホテルを舞台にした『ホテルチェルシー』という日本人キャストによるサスペンス映画もあるようです。まぎらわしい……。
⑤『ホテル・ニューハンプシャー』
最後は文芸作品を。原作はアメリカの大家ジョン・アービング。
この人の書いた『ガープの世界』や『サイダーハウス・ルール』も映画化され、いまも名作として語り継がれています。
『ホテル・ニューハンプシャー』は、一家がさまざまな苦難を乗り越えて小さなホテルを経営し、世間からはみだした人々を受け入れる心あたたまる作品。ジョディ・フォスターがまだ少女少女してましたね。
以上、5本ピックアップしてみました。
最後に上げた『ホテル・ニューハンプシャー』のように、ホテルって人生に疲れた人がつかの間の休息に訪れる場所かもしれません。
今回検索などで調べてみて、ホテルがタイトルにつくのは圧倒的に成人映画が多いという事実を発見しました。当然といえば当然かもしれませんが……
ホテルが舞台の映画には、実話をもとにしているものやドキュメンタリーも多く、実在するホテルもしばしば登場します。
これらのホテル映画を観ているだけでも世界を旅しているような気分になってきますね。
それでは次回もよろしくお願いいたします!
(2019/10/07)
written by 塩こーじ
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