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無痛分娩

無痛分娩について。

2014年、第一子の出産は無痛分娩でした。

無痛分娩に興味ある人には参考になると思いますので、メモがてら書いておきます。

無痛分娩については、ググってもらうとたくさん情報はありますが、ポイントだけまとめます。

なお、ここで書いてる無痛分娩とは、硬膜外麻酔で鎮痛しての分娩です。

無痛分娩のメリットは、
・痛みが軽くなる(全く痛くないわけではない)
・お産の疲労が軽減、産後の回復が早い
・産まれる瞬間を余裕を持って迎えられる

というところです。

それは良い話だけど、どこで出来るの? 費用かかるんでしょう?という話とうちのケースを書いておきます。

■どこでで出来るの?

まず、ちゃんと無痛分娩が出来る病院は限られているので、近所で出来るところを探します。

無痛分娩では、硬膜外麻酔を使いますが、麻酔には一定のリスクがあるのでちゃんと経験とバックアップのあるところでないとリスクはかなり大きくなります。

また、無痛分娩できるといっても、麻酔科医が常駐していなかったり、1人しかいない病院だと、麻酔できないケースが発生します。(計画より早く破水した場合など)

この「麻酔科医が常駐してちゃんと対応できる病院」となると、かなり限られてしまいます。

こういった病院はすぐ埋まってしまいますので、
無痛分娩にこだわるなら、できる限り早く(可能なら前生理から4週目くらい)狙う病院に電話して初回受診について確認した方がいいです。

初回の受診については、病院によってそれぞれやり方が違います。

■いくら掛かるの?

出産は怪我や病気ではないので、健康保険が効かず、まるまる自己負担。

無痛分娩にかかるコストも100%自己負担です。

(ただし、出産には健康保険から「出産育児一時金」として42万円が支給されます)

無痛分娩の費用自体は通常の分娩に加えて、+10〜20万円程度です。

ただし、先に書いた「24時間麻酔科医がいて無痛分娩できる病院」は大きな病院だけで、そこでは分娩費用それ自体がそもそもお高めなところが多いです。

最終的に分娩費用の総額は、素の分娩+40万円くらいのイメージだと思います。

このへんは、ほんとうに病院にも妊婦の状態にもよるのであくまでイメージです。

(ただし、35歳以上で初産の場合は、出産リスクが大きいため、小さい産院では受け付けてもらえないことが多いです。そうなると産院で素の分娩というわけにはいかず、そもそもNICUのある総合病院しか選択肢がなくなります)

■うちの場合

うちの場合(2014年)について、ざっと。

病院:
国立成育医療研究センター

世田谷にある日本の小児科の親玉みたいな病院です。
無痛分娩の実績も多く、極めて高い技術が期待できる病院です。

当時の家からはバスで一本だったので便利でしたが、電車ではちょっと行きにくいのが欠点。

費用:
いろいろで約80万円
(実際支払うのは出産育児一時金42万円を引いた金額)

相部屋で特別なオプションは付けてませんが、無痛分娩の場合はすべてLDR※での出産になるため、陣痛→出産→回復までは個室です。

成育は比較的料金については明るく説明してくれているほうですが、入院も前後1日づつ長引いたりして、最終請求が来るまではいまいち不安でした。この辺についてはまた別で書こうと思います。

※LDRというのは、 陣痛室・分娩室・回復室が一体となった個室です。だいたいオプションで別料金です。これじゃないと陣痛室で子宮口が開いてから、激痛のさなかに分娩室に移動させられて分娩台に乗せられてツライ、という話も聞きます。

やってみた感想:
産婦側からはものすごく良かったという感想です。

夫側から見ても、余裕を持って見てられたし、産んだ当人が良いというなら良いと思います。自分では産めないから、産む人をやりやすいみやすいように、やれることはやって後悔せぬように、と。

あと子供1人に付き1回しかないイベントにゆっくり立ち会えたというのもよかった。

参考に成育医療センターのLDRはこんな感じで、ずいぶん余裕のある部屋でした。

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