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タイ・ベトナム周遊旅行記 3日目

【2023タイベトナム周遊ツアー】3日目


起床は9時。少し遅めだが昨日4時まで起きてたので、最低限の睡眠時間を確保した感じだ。

体調は…やはり昨日歩き過ぎたせいで疲れが残っている。昨日2回もグネった左足首はサロンパスのおかげか痛みも何もない。が、長めの一人旅で一番大事なのは体調管理なので、今日は早めにパタヤ観光を終わらせて、バンコクのホテルでゆっくりするべきだろう。水量だけは一人前のシャワーを浴びて出撃準備を済ませる。


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最初の目的地は「ワットプラヤイ」という寺院だ。タイは仏教の国で、寺院の色合いこそ違うものの、仏像を拝むという点では共通しているため、なんとなく安心できる。

結構デカ目のブッダ像に旅の安全を祈願する。

ちなみにこの寺院では、曜日ごとの仏像がある。タイでは生まれた曜日で占いがあるくらい「誕生曜日」を大事にするという話を漫画で見てから自分の誕生曜日が土曜日であることは調査済み(ちなみに土曜日生まれは変な人が多いらしい。小林眞理子著・タイのひとびと参照)なので、土曜日の仏像にお参りする。地方の寺院なのでさほどの見どころもなく、お腹も空いたので昨日の夜に訪れた食堂に向かう。

https://twitter.com/mariko_asia27?t=SjdmWZMLlGBC10PMps13lA&s=09


ややでかブッダ

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ところが得意のgrubバイクタクシーが全然捕まらない。やはりバンコクと違ってgrubドライバーが少ないのだろう。バンコクなら3分も待てば乗れるのに、ドライバー探しに5分、ピックアップまで10分と随分待たされる。昨日さんざん乗った乗合バスが走っていない場所なのと、昨日の歩き疲れがあり、今日は極力歩きたくないので、意地でタクシーを待つ。

ちなみにすぐそこにバイタクのドライバーがいたのだが、奴らは平気でgrubの3倍くらいの値段をふっかけてくるので絶対に乗りたくなかった。そうこうしているうちにgrubバイタクが到着し昨日の食堂に到着。


おみやのガネーシャたち

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今日のお昼ごはんはタイを代表する麺料理「パッタイ」だ。イカとエビが入った海鮮パッタイで80THB。幅広の米粉の麺に甘めのソースがよく合う。そこにレモングラスかな?ちょっとだけ酸味があって味が引き締まっている。アロイ。

ただ、朝飯抜きの私には少々量が足らず、うっかり昨日食べて美味しかったカオマンガイを頼んでしまう。美味しかったけどお腹いっぱい…。

注文していた水をちびちび飲みながら、再度grubのバイタクを待つ。


シーフードパッタイ 80THB

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今日3回目のバイタクは、とにかくスピードを出すしすり抜けはするしでかなり運転が乱暴だった。125ccくらいのスクーターの後ろにノーヘルで乗っている状態で70kmとか出されると、流石に慣れっこの私でも死が近づいてくる感じがして少し怖かった…ややムカついたので5店満点の星評価は3点にしてやった。改善すべし。


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パタヤのバスターミナルには13時ころに到着。購入したチケットは14時のバスだったので1時間くらい待ち時間ができたので、旅行記の下書きと「地球の歩き方」を読みながらバンコク観光の予定を立てる。

今回の訪タイは2回目なので、1回目で回りきれなかった観光スポットに行きたい。格闘技好きで格闘ゲームも好きな私としては、ちょっと割高ではあるがムエタイの生観戦をメインに据えた旅程を組んでみた。

そこから2時間少々バスに揺られて、バンコク・エカマイのバスターミナルに到着。電車と地下鉄を乗り継いで、今日のホテルがあるペッチャブリー駅(マッカサン駅)から徒歩1分のところにある今日のホテルに到着。


今日のホテル。地下鉄徒歩1分がウリ。

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今日のホテルは部屋こそやや狭いものの、フロントの対応は良いし、ウエルカムドリンクくれるしでなかなか良さげ。駅チカなのがウリのホテルではあるが、よくよく考えてみると地下鉄(乗り継ぎを考えると尚更)料金とgrubのバイタク料金の差はざっくり20〜30THB(100円くらい)なので、電車乗り継ぎなんかよりも全然バイタクに乗るべきなのだ。ということは、駅チカというホテルのウリの価値が目減りしてしまっているということか…そのことにチェックインしたあとに気づき愕然とする。だが、受付のおねーさんが可愛かったので全て良しとする。


ドリアン禁止!!罰金20万円!!

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パタヤからのバス内で少し寝られたため、体調は悪くない。さっさとムエタイ見に行くぞ!!と気合を入れたところ、目的のラーチャダムヌンスタジアムが月水金しかやっていないことに気づき、予定の組み直しを余儀なくされる。冷房の効いた部屋で地球の歩き方を読み直し、地下鉄ワットマンコン駅に近い、バンコクのチャイナタウンに行ってみることにした。チャイナタウンなら美味しいご飯に巡り会える確率が非常に高いだろうと踏んだからだ。

こいつメシと夜遊びのことしか考えてないんじゃないか?とお思いのそこの貴方、大体あってますのでツッコミは自重してください。


唐突に黒猫ちゃんを差し込む

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18時すぎ、地下鉄でペッチャブリー駅からワットマンコン駅に移動し、そこからチャイナタウンに徒歩で向かう。降りたことのない駅だったので、その土地の感じを味わうため、あえて回り道をしながら目的地に向かう。

知らない街の知らない位置を歩くのは非常に刺激的で面白い。元々ビビりなので、暗い道や細い道などを歩くと脳みそが危険センサーを発報するらしく、鳥肌が立ちまくるのを感じる。いくら治安の良いバンコクだとしても、なにか間違いが起こらないとも限らない。用心しながら歩き回っているとついにチャイナタウンに到着。


なかなかの映えスポット

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バンコクのチャイナタウンはタイの文化と中国の文化が融合して、非常にカオスな空間になっていた。まずは腹が減ったので、汁なし麺の『バミー・ヘーン』を屋台で食べてみることに。ワンタンとチャーシュー乗せで60THB。細いけどコシがある小麦麺にナンプラーベースのタレを絡めて食べる、日本で言う油そばのような料理だ。量が少ないのでツルっといただく。アロイ。ちなみにドイツ人のとても美しい女性と相席になったので、旅の恥はかき捨てだと思って声をかけてみた。タイは初めてであること、本当は日本に行きたかったけどタイのほうが安いからタイに来たことなどを話し、この麺はレッカー(おいしい)だね、これからの旅行も楽しいと良いねとお互い笑顔で別れた。良い出会いだった。


バミー・ヘーン わんたん乗せで60THB

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チャイナタウンはまだまだ終わらない。今日はお酒を飲んでいないのでまだまだお腹が空いている。1kmくらいのストリートを歩きながらめぼしい店を探していると、路面店のメニューに見慣れたタイヤマンのシールを発見。ミシュラン掲載店ってことか!何を出す店なのかもわからないままとりあえず行列に接続する。店内に案内されてメニューを見て初めてこの店がスープの店だとことに気づく。メニューには「rolled rice noodle soup」とある。なるほど、よーわからん。とりあえず並んでいた人たちはみんなそれを注文していたので、深く考えずに先人たちに追随することにする。

みしぇりん?よくわかりません\(^o^)/

2分くらい待ってサーブされたのは、ピンクの丼に入った半透明のスープだった。かき混ぜてみると、マカロニっぽく丸まった米粉麺と豚モツが入っているのがわかる。レンゲでひとすくいしてみると…何だこれ!?超カライ!!この辛さはチリの辛さじゃなくてペッパーの辛さだ!日本では到底巡り会えないエッジが効きまくったお味に舌鼓を打つ。すごく辛かったけど美味しいスープでした。お値段80THB。


コショウがものすごく効いたスープヌードル 80THB

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お腹の具合は腹7分目くらい。もう少し余力があるので、後一品詰め込んでいきたいと思いながら歩いていると、また人だかりが。よくよく見るとイカの串焼きの屋台のようだ。ジャンクフードぽくて後一品にはちょうどいいかな?と思って一串注文してみる。すると5分後くらいに渡されたのは、想像していたイカ串ではなく、焼きイカのパクチー和え激辛ソースがけを透明なボウルで渡された。想像からかなりかけ離れたビジュアルではあったが、焼いたイカが入っているからあっているのだろう。パクチーはいける方だし大丈夫かと思って口に入れた瞬間、口内に激しい痛みが走る。「あれ?口に火の付いたマッチ放り込んだかな?」とか錯覚するほど辛い!タイに来てから辛いものを無意識に避けてきた感はあったが、まさか3日目にしてここまで激しい辛さに出会ってしまうとは…2口くらいで完食を諦めかけたが、もったいないお化けが怖いので気合で完食する。


このメニューみたら串焼きが来ると思うでしょ?
来たのが超激辛のコレよ\(^o^)/

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腹もふくれたことだし、ナイトスポットを見学しに行こうと思い、日本人御用達のタニヤ通りにバイタクで向かう。昨日のホテルも今日のホテルも日本語のチャンネルが映らないので、少し日本語が恋しかったのかもしれない。

タニヤに到着すると、日本語が恋しいどころかそこら中に日本語の看板は出てるわ、世界の山ちゃんおるわ、リンガーハットあるわで異国感が急に薄れる。客引きの激しさも加味するとすすきのに感じが似ているかもしれない。ただ、夜遊びは昨日のパタヤでこってり楽しんだので、今日は横目でみるだけにしておく。


日本語が飛び交うタニヤ通り

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タニヤまで来たなら、すぐ隣りにある夜遊びスポット「パッポン」にも行くべきだろう。パッポンはナイトマーケットとゴーゴーバーが混在した雑多な通りだ。ゴーゴーバーは昨日散々行ったし、お土産はリュックの容量の都合上買えないしで来た意味はあまりないのだが、途中でかっちょいいムエタイのトランクスに目が釘付けになってしまう。おっちゃんにいくらだ?と聞くと850THBと言われた。こういうマーケットでは価格交渉が基本なので、最初から強気に250でどうだ?とふっかけたら悲しそうにしてたので諦めてその場を去る。背を向けて3歩進んだら、おっちゃんから300で!とラブコールがあったのでホクホク顔で振り向き交渉成立。ガイドブックなどでは最初の言い値の4割まで下げられたら上出来、とか書いてあるので、底値ではないにしてもそこそこの交渉ができたことに満足する。

パッポンのお土産やさん
カッコイイでしょ?

時間は22時を過ぎ、程々に疲れも出てきたので、セブンイレブンで水とビールと豆乳を買い込んでホテルへ帰着。旅行記を書き連ねて1時就寝。


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ちなみに今日の旅行記後半は、持ってきたのに使ってなかった折りたたみキーボードを使用してみた。スマホ入力でもそこそこ書けるし、使わなくてもいいかな?と思っていたが、やはり物理キーボードだと全然効率が違うことがわかった。やはり物理最強だな。


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本日の出費…もう大分追えなくなってきているが一応念のため

交通費:ざっくり400THB

食費 :ざっくり450THB

遊興費:300THB(ムエタイトランクス)

宿泊費:4,100円


また明日\(^o^)/

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