どうでもいい話の話

どうでもいい話なんだけどさ

という切り出しで話を始める人を今まで大勢見てきたが、その人の話す【どうでもいい話】は本当にどうでもいい話なのだろうか?
と考えてしまう今日の僕なわけですが。

これが本当にどうでもいい話なのだとしたら、当の本人ですらどうでもいいと思っている話で他人の時間を無碍にするわけだから極めて重罪である。ひいては戦犯である。

本当にその話は【どうでもいい話】なのかどうか、みんなはどう考えるだろう。

僕は【どうでもいい話】であって【"どうでもいい"話】ではないと考える。

どういうことかというと、どうでもいい話という言わばプロローグを頭に置いて、人笑い取ろうとしたり、共感を経ようとしている。
それでなくても何かしらの反応や意見を求めてる聞いてほしい話と言うことになる。

と言うことは、少なくても話すに値する話ではあると言うことになる。

つまりその話は"どうでもいい"話ではなく、聞いてほしい話のジャンル【どうでもいい話】にカテゴライズされてる話と言うわけだ。

だからそれを聞くこちら側としてはどうでもいい話を聞いていると言うスタンスではなく、自分に聞かせたい話の【どうでもいい話】というジャンルの出来事を今から聞かされる。
と言う心持ちが正しいと言うわけである。

となると、やはりそれなりのオチや話としての面白さは求めてしまうのが必然なのだろう。


と僕が感じたという、【どうでもいい話】である。

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