求人ターゲットをどうするか
2021年平均の正規の職員・従業員数は3555万人と、前年に比べ26万人の増加(7年連続の増加)となりました。一方、非正規の職員・従業員数は2064万人と26万人の減少(2年連続の減少)となりました。
男女別にみると、男性は正規の職員・従業員数が2334万人と2万人の減少、非正規の職員・従業員数が652万人と13万人の減少となりました。女性は正規の職員・従業員数が1221万人と28万人の増加、非正規の職員・従業員数が1413万人と12万人の減少となりました。
非正規の職員・従業員を男女、年齢階級別にみると、男性は2021年平均で65歳以上が200万人 と最も多く、女性は45~54歳が371万人と最も多くなりました。
雇用形態別にみると、パート・アルバイトが1455万人と、前年に比べ18万人の減少などとなりました。非正規の職員・従業員の割合注)を年齢階級別にみると、65歳以上は2021年平均で75.9%と、前年に比べ0.6ポイントの低下、15~24歳は48.8%と0.4ポイントの低下などとなりました。
非正規の職員・従業員についた主な理由で最も多いものは、
男女共に 「自分の都合のよい時間に働きたいから」
(男性は1万人の増加,女性は 34 万人の増加)
非正規の職員・従業員を男女,現職の雇用形態についた主な理由をみると、男性は 2021 年平均で「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が 187 万人(30.2%)と最も多く,前年に比べ1万人の増加,次いで「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした者が 105 万(17.0%)と7万人の減少などとなっています。
女性は「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が 467 万人(34.0%)と最も多く,34 万人の増加,次いで「家計の補助・学費等を得たいから」とした者が310 万人(22.5%)と7万人の減少などとなっています。
<労働力調査(詳細集計)令和3年平均結果より>
業務内容を詳細に棚卸しし、採用したい人物の属性を細かくイメージした採用戦略が必要なのかもしれません。
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